ケンドーコバヤシ、共演者のスキャンダルには慣れっこ!? 見事な“対応力”が話題
#ケンドーコバヤシ #アンガールズ
長く活躍する秘訣はこういうところにあるのだろう。
11月19日、AKB48の岡田奈々が2.5次元俳優の猪野広樹との熱愛スキャンダルを「文春オンライン」(文藝春秋)に報じられた。岡田は同月23日にグループからの卒業を発表。また、報道を受けてAKB48グループ総監督の向井地美音が「今まで曖昧になっていた『恋愛禁止』というルールについて改めて考え直す時代が来たのだと思います」などとツイートするも、すぐに「改めて運営に確認を取ったところ『AKB48グループに恋愛のルールはなく、メンバーそれぞれが自覚を持って活動することで成り立っている』とのことでした」と釈明、謝罪する事態にも発展した。
「文春オンライン」の記事では、岡田と「仕事だけでなくプライベートでも仲が良すぎるくらいいつも一緒にいる」としてAKB48・村山彩希についても触れられており、岡田の熱愛騒動・卒業が話題となるなか、レギュラー番組での出演者とのやり取りが話題になっている。
村山はMBSラジオの深夜番組『アッパレやってまーす!』の水曜日に昨年10月からレギュラー出演中。ケンドーコバヤシ、アンガールズの田中卓志と山根良顕らと共に出演しているが、12月7日放送回ではケンコバから早速、「今日は別に“ゆいりー(=村山)に事情聴取スペシャル”、してもいいんやけど……」とぶっこんだ。
他の共演者から笑いが起こるなか、「事情聴取するのは俺らじゃないのよ。(AKB48の)運営の方に事情聴取してもらわないと」と続けると、山根が「よそでやってくれるでしょう」と合いの手。村山は「お騒がせしています。すいません」と謝罪するが、ケンコバは「だいぶお騒がせしていますよ」と返して再び共演者の笑いが場を包んだ。
さらに、同番組で以前に岡田の髪型がヤンキーっぽいという話題になったことを振り返り、「だからアイツはヤンキーだって言ったんじゃん」(田中卓志)、「俺らの読みが当たってたな。心の乱れは頭髪に出る」(ケンドーコバヤシ)などとイジり倒し、「違います」「本当にヤンキーじゃないです。イイ子なんです」と村山が弁明するという展開で番組は盛り上がった。
バラエティ番組を手がける放送作家はこう語る。
「ケンコバさんら共演者の村山さんに対する優しさを感じるイジりでしたね。スキャンダルのあった岡田さんはただ同じグループというだけでなく、公私ともに仲が良かった上に、本筋とは関係ないものの記事の中で村山さんの名前も出ていただけに、騒動を完全にスルーしてしまうほうが不自然。かといって、友人のスキャンダルに心を痛めているであろう村山さんに、核心を突くような話をするわけにもいかない。それゆえのイジりなわけですが、ただ笑いに昇華するというだけでなく、ケンコバさんらが村山さんをイジるという形にすることで、村山さんも喋りやすくなる。でも具体的に騒動の話には切り込まない。見事な対応でしたね」
このあたりは、長年にわたってバラエティ番組の最前線で活躍し続けているケンコバやアンガールズの2人の力量が遺憾なく発揮されたように思える。
「加えて、あの3人は共演者のスキャンダルには慣れっこですからね。『アッパレやってまーす!』の水曜日といえば、スキャンダル経験のあるAKB4・柏木由紀さんが長らくレギュラー出演していましたし、一昨年の7月には、当時のレギュラーだった小倉優香さんがオンエア中に突然『辞めさせてください』と番組降板を申し出る騒動を起こしましたからね。こうした修羅場をくぐってきた経験が、今回の対応にも生きたと言えるでしょう」(スポーツ紙の芸能担当記者)
いずれにせよ村山がケンコバらに救われたのは間違いないだろう。
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