『ファイトソング』初回早々“愛の告白”! 号泣シーン吹き飛ぶ急展開は「火10」らしい?
#清原果耶 #火曜ドラマ #ファイトソング
清原果耶(かや)主演のTBS系火曜ドラマ『ファイトソング』の第1話が、1月11日に放送された。初回は、世帯平均視聴率は9.2%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録し、若者層を中心に支持を集める火10枠ドラマとしてはそこそこ順調なスタートを切ったと言えるだろう。
初回は15分拡大放送となったが、登場人物の心の起伏に富み、中身がギュッとつまった、ドラマ1話分とは思えない回だった。
空手の日本代表を夢見る木皿花枝(清原)は、大会に出場し、幼なじみ・夏川慎吾(菊池風磨)らの声援に背中を押されながら見事優勝。しかし、祝勝会に向かう道中での交通事故により、花枝は日本代表の夢を絶たれ、溢れ出ようとする悲しみを抑え込みながら、自堕落な日々を送るニート女子へと一転してしまう。もう一人の主要人物、間宮祥太朗演じるミュージシャン・芦田春樹は、かつて1曲だけヒットさせたものの現在は鳴かず飛ばず。不甲斐ない自分に嫌気がさし、物に当たる、無気力な態度を見せるなど、並大抵ではないくすぶり加減が印象的なキャラクターだ。
酸いも甘いもあるのがドラマではあるが、とりわけ“人生の底”をとことん映し出すさまは、まるでドキュメンタリーのよう。SNS上では「挫折の部分がリアル過ぎて好き」「この主人公達の抱える動けなくて何をしたらいいかわからなくてただただ人生の時間が過ぎてく感じはとても共感出来る」と、登場人物に自身を重ね合わせる視聴者もいる。放送前の軽やかで楽しげな予告映像からは想像できない、“底シーン”中心の展開に心をつかまれたようだ。
圧巻は、終盤に訪れた花枝の号泣シーン。花枝は、空手に打ち込む頃から心の支えにしていた楽曲の作者が、アルバイト先で出会った芦田だと知る。花枝の目の前でピアノの弾き語りをする芦田、その歌声で抱えてきた悲しみがあふれ出る花枝。この圧巻の演技には「(清原は)怖くなるくらいの底が知れない女優」という感想がSNS上にあがった。
しかし本当の見どころは、エンディング直前に訪れた。なんと、芦田が花枝に「俺と付き合ってくれない?」と唐突に告白。花枝が間の抜けた表情で「えっ?」と答えるシーンで初回は終了した。感動の弾き語りシーンからの急展開に「1話目にして告白するのは火10ドラマ感すごい」といった声も。
鬱々とした物語かと思いきや、火10ドラマおなじみの胸キュン展開でバッチリ締めた『ファイトソング』第1話。嵐のようになってきた恋の行方がどうなるか、第2話も見逃せない。
■番組情報
火曜ドラマ『ファイトソング』
TBS系毎週火曜22時00分~
出演:清原果耶、間宮祥太朗、菊池風磨、東啓介、藤原さくら、若林時英、窪塚愛流、莉子、栗山千明、橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみ ほか
主題歌:Perfume「Flow」(UNIVERSAL MUSIC)
音楽:大間々昂
脚本:岡田惠和
プロデューサー:武田梓、岩崎愛奈
演出:岡本伸吾、石井康晴、村尾嘉昭
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:tbs.co.jp/fight_song_tbs2022
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