菊池風磨、“ヒロインに甘い”だけじゃない『ファイトソング』慎吾役に大きな反響
#菊池風磨 #ファイトソング
チャラく見えて、実は芯が通った熱血漢。そんな表現がぴったりだ。
1月11日に放送されたTBS系火曜ドラマ『ファイトソング』第1話。初回ということもあり、清原果耶(かや)演じるヒロインの木皿花枝や、間宮祥太朗演じるミュージシャン・芦田春樹はまだまだ謎の部分は多い。しかし、一人だけキャラがはっきり打ち出された役がいた。花枝の幼なじみで、ハウスクリーニング業を経営する夏川慎吾だ。菊池風磨(Sexy Zone)が演じる慎吾の、時に甘く、時に厳しくヒロインに向き合う姿は、SNS上でも大きな反響を呼んでいる。
第1話は、空手日本代表を目指す花枝が、事故をきっかけに夢を諦め、目標もなく日々を過ごす姿が描かれている。かつての生き生きと競技に取り組むアスリート像はどこへやら、生気なく低空飛行をつづける花枝を見て、呆れる人もいれば怒る人もいた。しかし、慎吾は違った。幼い頃から想いを寄せる花枝を、自身が営む「サンシャインクリーニング」のアルバイトとして雇い、再び上を向いて歩みだせるよう、そっと背中を押したのである。
主人公を明るく照らす太陽のようなお相手役は、恋愛ドラマでは定石。第1話の序盤から中盤にかけての立ち振る舞いで、慎吾を「うだつの上がらない花枝を、やさしく甘やかしていく存在」と“キャラ確定”しかけたそのとき、思わぬ急ハンドルが。慎吾は花枝の失敗により大事な仕事を失ってしまう。はじめは「ミスは誰にでもある」と励ます慎吾だったが、花枝がやる気なくアルバイトをしていたことを知ると、「仕事なめんなよ、花枝。どう見えてるか知らねえけどさ、俺、命がけでやってるし、魂削ってやってんだよ。だから、そういうのムカつくわ。ふざけんな。最低だお前」とばっさり言い放つ。
しかし厳しく花枝の態度を責めたかと思いきや、「いつまでそうやってんだよ」と叱咤し、「どうしたらいいかわからない」という花枝の本音を引き出した後、「難しいことはわかんねえけど。とにかく右足出して、次に左足出して、それ続けてりゃ前に進むんじゃね?」としっかり励ましてあげるのだった。
オレンジ髪の陽キャラでありながら、幼なじみに一途な恋心を寄せる純粋さ。それだけでも十分に魅力的なギャップだが、そこに相手が誰であろうと物事をはっきりと伝えるパーソナリティが加われば鬼に金棒だ。個性しかない慎吾に、SNS上には「負けず嫌いのはなえの気持ちに火をつけたくてわざとああいう言い方をしたのか… やっぱり慎吾ちゃん優しい」「慎吾ちゃん優しいだけじゃなくて怒ってもくれるなんてマジのいいやつ」「ちゃんと怒ってくれるけど結局優しい慎吾ちゃん めっちゃいい」と絶賛の声が並んだ。
第2話では早くも花枝・芦田・慎吾による三角関係に発展する模様。ストレートに己の考えをぶつける“慎吾節”が、恋のライバルとなる芦田にも炸裂するのか、楽しみで仕方がない。
■番組情報
火曜ドラマ『ファイトソング』
TBS系毎週火曜22時00分~
出演:清原果耶、間宮祥太朗、菊池風磨、東啓介、藤原さくら、若林時英、窪塚愛流、莉子、栗山千明、橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみ ほか
主題歌:Perfume「Flow」(UNIVERSAL MUSIC)
音楽:大間々昂
脚本:岡田惠和
プロデューサー:武田梓、岩崎愛奈
演出:岡本伸吾、石井康晴、村尾嘉昭
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:tbs.co.jp/fight_song_tbs2022
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