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倉科カナの真骨頂は「男が忘れられない女」!? 『ハンオシ』の恋敵役に反響

倉科カナの真骨頂は「男が忘れられない女」!? 『ハンオシ』の天真爛漫な恋敵役に反響の画像
ドラマ公式サイトより

 火曜夜10時から放送中のTBSドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』、通称『ハンオシ』。有生青春(ゆき・あおはる)の同名漫画を原作とした胸キュンラブコメディであり、主人公を清野菜名、相手役を坂口健太郎が演じている。メインの2人以外にも、高杉真宙や深川麻衣など旬の俳優が勢ぞろいしているが、出演者の中で「ハマり役すぎる」としてひと際注目を集めているのが倉科カナだ。

 倉科が演じているのは、百瀬(坂口健太郎)の初恋の人であり、今でも百瀬が密かに思いを寄せている美晴。百瀬は美晴のことが中学の頃からずっと好きだったのだが、想いを伝えられないまま美晴は兄と結婚してしまい、百瀬は偽装結婚をすることで「誰にも邪魔されずに美晴を好きでいつづける」ことを選んだ。その偽装結婚の相手となったのが、主人公の明葉(清野菜名)というわけだ。

 美晴は気さくな美人で、誰とでも分け隔てなく明るく接する女性。絶対にモテるだろうに、自分が魅力的であることを自覚していないタイプの人間だ。中学の頃から天真爛漫な性格で、百瀬の実家に遊びに来ては、百瀬の学校での様子を彼の家族に話して食卓を明るくしていた。そのおかげで百瀬は家族との仲が深まり、学校でもクラスメイトと喋ることが増えた。その頃から百瀬は美晴に恋していたのだ。

 百瀬と偽装結婚した明葉は、最初こそクールでドライな百瀬に苦手意識を持っていたが、少しずつ人間らしい一面が見えてきたことで次第に心惹かれていく。しかし、百瀬が好きなのはこれまでも、これからも美晴。つまり、倉科演じる美晴はラブストーリーに必要不可欠な“恋敵役”だ。

 倉科が演じる恋敵役と言えば、同じTBS火曜ドラマ枠で2021年1月期に放送されていた『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』が記憶に新しい。『ボス恋』の愛称で親しまれたこのドラマでも、倉科は「主人公の好きな人がずっと忘れられない女性」として登場していた。この役もまた、美人なのに親しみやすく、明るく自由奔放で誰からも愛されるキャラクター。「男が忘れられないのは無理もない」と思わせるような女性であった。

 同じ枠で、わずか半年ほどのインターバルで恋敵役に再抜擢された倉科。『ハンオシ』視聴者からも、「倉科カナの恋敵役は強い」「ああいう感じの子がライバルってのはわかりやすくきついもんな」「誰もが敵わない恋敵の代名詞、倉科カナパイセン」といった反響が多数寄せられている。

 美人なのに飾らないという人物像は、倉科本人に通ずるものがある。だからこそハマり役として支持されるのだろう。“男が忘れられない女”として、視聴者を魅了したりモヤモヤさせたりする美晴は、今後どのようにしてストーリーを盛り上げてくれるのだろうか。

■番組情報
火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』
TBS系毎週火曜22時00分~
出演:清野菜名、坂口健太郎、倉科カナ、高杉真宙、前野朋哉、中川翔子、笠原秀幸、小林涼子、森永悠希、長見玲亜、深川麻衣、岡田圭右、木野花、田辺誠一 ほか
原作:有⽣⻘春「婚姻届に判を捺しただけですが」(祥伝社「フィール・ヤング」連載中)
脚本:田辺茂範、おかざきさとこ
音楽:末廣健一郎、MAYUKO
プロデューサー:松本明子、那須田淳
主題歌:あいみょん「ハート」(unBORDE/Warner Music Japan)
演出:金子文紀、竹村謙太郎 ほか
編成:宮﨑真佐子
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/hannoshi_tbs/

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2021/11/09 12:00
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