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鈴木亮平『TOKYO MER』の続編「制作濃厚」と囁かれるワケ あの日曜劇場と同じパターンに?

鈴木亮平『TOKYO MER』の続編「制作濃厚」と囁かれるワケ あの日曜劇場と同じパターンに?の画像
ドラマ公式サイトより

 7月期の夏ドラマで視聴率トップとなったTBS系日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』が、Disney+(ディズニープラス)の新ブランド「スター」にて今月27日より世界配信されることが決定した。これをきっかけに、噂されていた続編や映画化が現実味を帯びてきたと話題を呼んでいる。

 同ドラマは、石田ゆり子演じる東京都知事の号令によって新設された架空の救命救急チーム「TOKYO MER」の活躍を描くオリジナル作品。主演の鈴木亮平が演じるチーフドクター・喜多見幸太をはじめとした個性的なメンバーが、最新の医療機器と手術室を搭載した“移動する救急救命室”となる「ERカー」を駆使し、事故・災害・事件の現場に駆け付けて患者を救う。

 9月12日に放送された最終回は世帯平均視聴率が19.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下阿)、オリンピック期間と重なった不利がありながら全話平均でも13.6%の高水準を記録し、夏ドラマのトップとなった。オリコンによる「ドラマ満足度ランキング」でも6話から最終回まで5話連続で1位と視聴者から支持された。最終回放送後はネット上で“MERロス”が巻き起こり、続編や映画化を希望する声が相次いでいる。

「最終回のエンドロール後に『MERの戦いは続く!』というテロップが流れ、制作サイドが続編を意識しているように見えたことも、続編や映画化を希望する声に拍車をかけました。先日発表されたディズニーによる世界配信は、日本制作のドラマとしては初とのことで、これは同作にTBSが相当な力を入れている証拠ともいえます。となると、続編の制作が検討される可能性はかなり高い」(芸能関係者)

 制作を手がけた大映テレビの渡辺良介プロデューサーも放送終了後、一部スポーツ紙の取材に「『TOKYO MER』の活躍をもっと観たいという声も届いておりますし、私たちもそう思ってはいます。もし、また彼らの勇姿が描ける機会を頂けたなら、とても嬉しいです」と続編に前向きなコメントを寄せている。

「オリジナル作品は、原作モノよりも続編を作りやすい傾向があります。登場人物や物語に融通が利くため、調整がしやすいのです。また、劇中で大活躍した『ERカー』は8tの中継車両を6カ月かけて改造したもので、今回限りにするのはあまりにもったいないという事情もある。物語的にも、主人公の喜多見の過去や城田優が演じたテロリストのその後など、続編が作りやすい“余白”が残されています」(前出)

 近年の日曜劇場枠で、続編や映画版が制作された前例があることも、物語が続くことを願うファンにとって心強い要素だ。

「同じ日曜劇場枠のオリジナル作品では、2016年4月期に放送された嵐・松本潤の主演作『99.9-刑事専門弁護士-』が好評を受けて約2年後の2018年1月期にシーズン2が放送され、今年12月に映画版が公開になります。同じように『TOKYO MER』が続編からの劇場版という流れになるパターンは十分にありそう。ただ、TBSの力の入り具合をみると、『99.9』よりも早いスパンで実現させようとするのでは」(前出)

 同作はDVD&Blu-rayが来年3月に発売されることが決定しているが、早ければそのタイミングでファンに何らかの朗報がもたらされる可能性もありそうだ。

雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

さいきじゅん

最終更新:2021/10/03 18:00
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