『TOKYO MER』佐藤栞里、予想を裏切る好演に視聴者驚嘆! 「新・バラエティの女王」が女優業にも本格進出?
#佐藤栞里 #TOKYO MER
鈴木亮平が主演を務めるTBS「日曜劇場」の連続ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』に出演している佐藤栞里の株が急上昇している。「メインキャスト級」の演技力を見せたことに驚きの声が上がり、ネット上の視聴者から称賛が集中しているのだ。
同ドラマは、最新の医療機器と手術室を搭載した“移動する救急救命室”となる「ERカー」を駆使し、事故・災害・事件の現場に駆け付けて患者を救う架空の救命救急チーム「TOKYO MER(東京モバイル・エマージェンシー・ルーム)」の活躍を描くオリジナル作品。佐藤は、チームの要である主人公・喜多見幸太(鈴木)の妹で、入院中の子どもたちやその家族をサポートするNPO法⼈のスタッフとして働く涼香を演じている。
佐藤といえば、現役の人気モデルであると同時に「新・バラエティの女王」と呼ばれ、多数のレギュラー番組を抱える超売れっ子。だが、女優業に関しては2015年のドラマ『コウノドリ』(同)へのゲスト出演やアニメ映画の声優を務めたことはあったものの、本格的なドラマ出演の経験はほとんどなく、『TOKYO MER』で連続ドラマ初出演となった。
当初キャストとして発表された際は「どうせチョイ役だろう」という視聴者の認識が強く、実際にこれまでの出番はわずかな時間だけだったのだが、8月1日に放送された第5話でその見方が一変することになった。
第5話では、涼香や「TOKYO MER」の一員で厚生労働省の官僚でもある音羽(賀来賢人)を乗せたエレベーターが火災で緊急停止。そこには妊婦と政治家・天沼夕源(桂文珍)も乗り合わせており、エレベーター内に煙が充満したことで酸欠状態になった妊婦の体調が急変し、破水まで起きてしまう。音羽はこの状況を見越していち早く「TOKYO MER」に出動を要請していたが、妊婦に対し緊急帝王切開手術が必要だと主張する喜多見に対し、現場付近に居合わせていた厚生労働大臣からは、政界の大物である天沼の救出を優先しろという命令が下る。
板挟みとなった音羽は「あなたの判断に任せます。あなたは医者ですから」との喜多見の言葉を受け、官僚としての立場よりも医師としての使命を優先し、妊婦への緊急帝王切開手術を決断。涼香がそのサポートに回ったのだが、これが迫真の演技だった。
涼香は煙が充満して意識がもうろうとする中、妊婦に酸素呼吸器を当て、もう片方の手で自身に当てていた酸素呼吸器を、執刀で両手がふさがっている音羽の口元を添える。音羽が「私はいいです、あなたがもちません」と気遣うと、涼香は「誰の妹だと思ってるんですか!」と力強いひと言。音羽はその思いの強さに打たれ、涼香に「お願いします」と酸素呼吸器を託すのだった。
「彼女はいつもニコニコしている印象がありますが、だからこそ緊迫したシーンでの真剣な表情はリアリティがあり、横柄な政治家に向ける怒りの感情なども含め、非常にうまく演じ切っていた。ほぼ1話丸々出ずっぱりだった佐藤の意外な好演は、視聴者にとってもいい意味で予想を裏切る展開でした。今回は賀来演じる音羽にフォーカスの当たった回でしたが、実力派として知られる賀来と比べても見劣りすることなく、しっかり渡り合っていたのだから大したものです」(芸能記者)
これにネット上では「佐藤栞里の演技は予想以上に自然でよかった」「佐藤栞里ちゃんの演技のうまさにびっくり…どうして今までドラマとか出てなかったの?」「正直こんなに演技上手いと思ってなかった」「好感度しかないのに演技までうまいって完璧すぎるだろ」などと絶賛の声が殺到している。
「佐藤は努力家で知られ、人気番組『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(日本テレビ系)のサブMCに抜擢された際にはボイストレーニングに通い、週一で発声練習を続けていたと明かしています。また、昨年7月に出演した『しゃべくり007』(同)では『6年前からテレビ収録での反省点を綴った“反省ノート”をつけるのが習慣になっている』と告白していました。おそらく、今回のドラマ出演でも『脇役だから』と妥協せず、視聴者に満足してもらえる演技を見せるための入念な準備をしてから臨んでいるのでしょう」(前出)
バラエティで八面六臂の活躍をしている佐藤だが、これをきっかけに女優業のオファーが増えそうな気配。バラエティ、モデル、CMキャラクターとして抜群の人気があり、好感度の高さも芸能界屈指で、さらに演技まで達者となれば非の打ちどころがない。
もはや「無敵状態」となっている佐藤だが、一部では「働きすぎでは」と心配の声も上がっているだけに、根を詰めすぎないよう身体を労わりながら活躍してほしい。
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