中条あやみ『TOKYO MER』の演技が初回の酷評から一転! 過去イチのハマり役で“覚醒”の兆し?
#中条あやみ #TOKYO MER
鈴木亮平が主演するドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)の第2話が11日に放送され、平均世帯視聴率14.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人視聴率は8.4%を記録した。初回超えの数字で「今期一番の勝ち組ドラマ」に名乗りを上げた格好だが、同時に、かつて演技力を酷評されていた中条あやみの “大化け”にも期待が集まっているようだ。
同ドラマは、石田ゆり子演じる東京都知事の号令によって新設された架空の救命救急チーム「TOKYO MER(東京モバイル・エマージェンシー・ルーム)」の活躍を描くオリジナル作品。鈴木が演じるチーフドクター・喜多見幸太をはじめ、賀来賢人、菜々緒、フォンチー、佐野勇斗らが扮する個性的なメンバーたちは、最新の医療機器と手術室を搭載した“移動する救急救命室”となる「ERカー」を駆使し、事故・災害・事件現場に駆け付け、患者を救うために奮闘する。
初回は、チームの発足記念式典の最中にバス事故が発生するというストーリーで、平均世帯視聴率14.1%、個人視聴率8.2%と好発進。「#TokyoMER」がTwitterの世界トレンド1位に輝くなど反響も大きく、とりわけ鈴木の演技は「神レベル」「引き込まれた」「淡々と患者に接するのが本物のお医者さんみたいだった」などと絶賛された。
その一方、研修医の弦巻比奈を演じる中条については“酷評”が目立っていた。
「初回放送後、ネット上では『他の役者がみんな上手いから中条あやみの下手さが目につく』『このキャスト陣の中に入れるべきではなかったのでは』『ひとりだけ浮いてる』といった批判的なコメントが続出。ヒロイン役を演じた今年1月期の連続ドラマ『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)でも演技力が疑問視されていましたが、今回はTBSの“名門”『日曜劇場』ということで実力派の俳優が多く出演しており、余計に酷評が集まってしまった。そのため中条がメインの回となる第2話を不安視する声も出ていたのですが……」(芸能記者)
第2話では、中条演じる比奈が患者の命を危険にさらしてしまい、自信を失いかける。そんな折、夏祭りで爆発事故が発生。多数の重傷患者を目の当たりにした比奈はまたも「命を救う責任の重さ」に立ちすくんでしまうが、喜多見から無線で「あなた以外に今、その人を救える人はいませんよ」と、重大な緊急オペの執刀を任される……という展開だった。
研修医でありながら新設部署との兼務を担わされることに対する困惑、自信喪失による葛藤と焦り、命の現場での苦悩、目の前の患者を救いたいという医師としての純粋な思い……それらをすべて表現しなくてはならず、中条の役者としての実力が試されるストーリーだったといえる。
またも批判的な意見が集まるかと思われたが、中条は緊迫したシーンで今までにないような熱演を見せ、視聴者の反応も大きく変化した。
放送後、ネット上で「研修医の立場での怒り、悲しみ、安堵、感謝…全部伝わる。いい表情してます」「緊張している演技がうまくて観ている私までドキドキした」「今回の役柄はめっちゃハマってる」「どうせ棒演技だろうと思ってたら明らかに上手くなってる!」などと称賛コメントが相次いだのだ。
「まだまだ批判的なコメントもあるのですが、少なくとも今までに出演した作品の中では間違いなく過去一番の高評価。これまでは“ビジュアル担当”のような扱いが多かったのですが、今回は未熟な研修医という役柄と、女優として成長途上にある中条本人がリンクしたこともあり、視聴者が驚くほどのハマリ役になっている。これをきっかけに女優として“覚醒”する可能性もあるのでは」(前出)
日英ハーフの端正なルックスと抜群のスタイルで「ビジュアル人気」が先行してた印象のある中条だが、実力派に囲まれる中で過去最高クラスのハマリ役を得た今作が女優としての転機となるかもしれない。
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