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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 林家三平が『笑点』復帰を猛アピール?

『笑点』「ポスト円楽師匠」の座、春風亭一之輔が“本命”も…あの降板芸人が猛アピール?

『笑点』の「ポスト円楽師匠」春風亭一之輔に期待が集まる中、あの降板芸人が猛アピール?の画像
番組公式サイトより

 お茶の間にはおなじみの長寿番組とて、人選を誤れば視聴率10%割れも必至だけに番組スタッフも頭を悩ませていることだろう。

 落語家の六代目三遊亭円楽さんが9月30日、肺がんのため死去。『笑点』(日本テレビ系)の中心メンバーだっただけに、視聴者の番組離れが懸念されている。

 10月2日放送の『笑点』では追悼コーナーが用意され、世帯視聴率は平均17.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前週から約7%上昇。改めて円楽さんの存在感が大きかったことを知らしめた。

 出演すれば一気にお茶の間知名度が急上昇となる『笑点』だが、そのメンバーは主に「落語協会」「落語芸術協会」「円楽一門会」の3派から選ばれており、さっそく各メディアや落語ファンの間では、誰が円楽さんの抜けた穴を埋めることになるのか、さや当てが始まっている。

「円楽一門会にふさわしい後継者が見当たらないこともあり、どの予想でも、落語協会所属で、“今もっともチケットが取れない落語家”である春風亭一之輔を本命としています。9月25日放送の『笑点』でも大喜利に初参加して好評を得ており、華もあります」(芸能記者)

 一方、視聴率維持のためにはサプライズも必要。そのため他の候補者の名前も挙がっている。

「一部報道では同じく落語協会所属で、今年3月に真打に昇進した女性落語家・蝶花楼桃花の名前も。また、『笑点』から距離のあった『落語立川流』から選ばれる可能性があるとも言われています。2019年に立川晴の輔が出演したことで、立川流にとって50年ぶりの『笑点』出演が実現。今年5月には立川志らくが『笑点』に初出演し、初代司会者である立川談志の直弟子が初めて同番組に出演することになったなど、立川流はここのところ距離を縮めていますからね」(同)

 さらに、ここにきて、おバカキャラ担当の林家木久扇にも勇退説が流れているという。

「先日85歳になった木久扇は、過去二度のがんを克服したものの、昨年は自宅で転倒し左大腿骨を骨折。その影響で5分程度しか正座ができず、『笑点』には椅子での出演になっていますからね」(同)

 そんな中、『笑点』の空き枠に猛アピールを始めているのが、昨年番組を降板した林家三平だという。日本テレビ関係者が明かす。

「三平は番組卒業発表時、『この5年半、1度も座布団10枚をとったことがありません』と自身の実力不足を挙げていました。実際、円楽さんからも『落語がヘタな上に、大喜利でも使いものにならない』と痛烈にダメ出しされていたほか、会場を凍らせる三平のすべりに、番組スタッフも編集で“笑い”を足す作業を強いられていたほど。昨年12月26日放送を最後に番組から離れ、より面白い落語家を目指すために武者修行をすることを明かしていましたが、その矢先にRIZAPのCMに出演したことで、演芸関係者から『痩せるヒマがあったら芸を磨け』と皮肉られ、演芸界から総スカンに。『笑点』メンバーの金看板がなくなったことで仕事も激減していたようで、復帰を熱望しているようです。もっとも、『修行して戻って来ました』と言われたところでまだ1年も経っていませんからね。時期尚早に思えますが、本人も食っていくのに必死なのでしょう」

 ぜひ、視聴者が納得する人選をお願いしたい。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/10/23 09:00
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