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本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

日テレ看板番組『笑点』が視聴率2ケタ割れの大低迷で「年内に昇太クビ説」が急浮上

日本テレビ公式サイトより

 日本テレビ系の国民的お笑い番組『笑点』の司会でお馴染みの人気落語家・春風亭昇太。今年6月30日に同番組の生放送で結婚を電撃発表し、今月19日にめでたく披露宴が行われたが、『笑点』的にはこの結婚が裏目に出て視聴率が低下。司会交代まで囁かれているという。

「昇太といえば、“結婚できない男”という自虐が受けて人気を集めていましたが、その後、お相手の一般女性が、実は元タカラジェンヌで、実家の資産が50億円超という令嬢だということが判明。これによって主婦層の嫉妬を買って、人気が急落したとみられています。実際、『笑点』の視聴率は、電撃結婚を発表した回こそ16.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)でしたが、その後、15.9%、12.1%と下がり続け、今もだいたい13~15%の間を低迷中。そのため、昇太の司会降板まで噂されているのです」(演芸ライター)

 2016年に、それまで5代目司会を務めてきた故・桂歌丸さんが体調不良で降板した際には、6代目司会の座をめぐって、水面下で大喜利メンバーの熾烈な争いがあった。

 なかでも、三遊亭圓楽一門が積極的に動いたが、日テレは若返りを図るため、昇太を抜擢。その結果、就任当初は、20%前後の視聴率を記録したが、昨年1月にNHKの大相撲中継に抜かれて15%割れ。それ以降、視聴率が下がり始めて苦戦していたが、同年4月のエイプリフール企画で圓楽が一日司会を務めたところ、数字が20%近くに回復。司会に関して“圓楽待望論”が持ち上がった。

「圓楽は、番組では“腹黒”キャラなうえ、“錦糸町ラブホ不倫“が発覚して主婦層に反感を買っていると言われてますが、『笑点』の収録が行われる後楽園ホールの楽屋口には、圓楽を出待ちするおばさんたちが列をなしている。隠れた人気があるんです」(番組スタッフ)

 そんな中、7代目司会就任は時間の問題と言われていたものの、昨年9月に肺がんを公表。司会交代は遠のいたと見られていたが、復帰後の『笑点』の視聴率が19.9%を記録。人気の根強さを証明した。

 一方、昇太は今年6月に落語芸術協会会長に就任。同時期に、“結婚できない男”を返上して、60歳を前に18歳年下の一般女性との結婚を発表。結婚発表時はご祝儀視聴率もあって16.3%を記録したが、その後、視聴率は再び低迷し、9月5日に放送された『笑点』では、9.8%と、とうとう10%を割ってしまった。

「やはり、昇太の“結婚できない男“という自虐ネタが使えないのは大きい。大喜利メンバーも突っ込めなくなって、番組の売りがひとつ減ってしまいました」(番組関係者)

 そんな中、視聴率回復を狙って、関係者の間で再び圓楽待望論が再燃したというが、7月には新たに圓楽に脳腫瘍が見つかることに。もっとも、円楽はその後、腫瘍を放射線療法で除去。10月6日に放送された『笑点』で復帰を果たした。

「2度の大病を克服した圓楽は、来年2月で70歳。番組スタッフからは、その前に7代目司会に抜擢して、花道を飾らせてやりたいという声があがっています」(前同)

 圓楽自身も大喜利の司会に執念を燃やしており、早ければ年内にも昇太からバトンタッチされるのでは、という噂まで囁かれているが、日テレがどんな決断を下すのか、注目したい。

最終更新:2019/10/31 17:30
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