阪神・岡田監督、マジック点灯間近にまた「ブーメラン発言」で周囲困惑
#プロ野球 #阪神タイガース
「口は禍の元」と言うが、まだ気づいていないのは本人だけのようである。優勝へのマジック点灯が差し迫った阪神タイガース・岡田彰布監督のことだ。
1勝すればマジック「29」が点灯するはずだった8月15日、敵地マツダスタジアムでの広島戦に6対7で敗戦。打線は初回から2点を先行して阪神ファンを喜ばせたが、中盤に追いつかれて後半戦初の逆転負けとなった。球団関係者は「もう勝負は決まったとばかりに、岡田監督にスキがあった」と口々に指摘している。
そして“問題発言”は関西から広島へと移動する14日に起こった。
「遠征先へ移動する日も、担当メディアの要望に応じて岡田監督は新幹線の最寄り駅である新大阪で取材対応しますが、ここでの“軽口”が実に多い。
今回も、教え子の新井貴浩監督率いる広島と8ゲーム差ついたことを聞かれ、『まずは新井を激励せなあかんやろ。前は顔色がよかったけど(今は連敗が続いて)顔色が悪なってそうやからな! 激励しとかんとあかんよ』と言い放ち、まるで勝ち誇ったような表情を浮かべていた。さらに、優勝に向けてカープとの直接対決がある15日からの6試合がペナントレースの山場になると岡田監督は位置付け、『俺は“1勝2敗でもええやん”と思っとるよ』と余裕の発言をかましていたが、しかし蓋を開けば、激励した新井に見事に試合をひっくり返されてしまっている。関係者の間でも『だからいわんこっちゃない』と笑いものにされている」(球団OB)
思わぬ“ブーメラン”となってしまったビッグマウス発言といえそうだが、岡田監督には前科がある。
「6月の交流戦明けすぐの時のこと。当時首位を争ったDeNAと敵地の横浜スタジアムで戦う移動の際に『野球に関係のないイベントばっかり。待ち時間が長くてちょっと拍子抜けしてしまうよ。横浜球団にゆうとけ!』と言い放ち、これを虎番記者は一斉に報じたが、直後、阪神は3連敗を喫して首位陥落。不機嫌な岡田監督は『お前らが謝らな、取材に応じん』と番記者に八つ当たりした。DeNAの球団関係者も『言いがかりにも程がある』と不快感を示しており、岡田監督の“軽口”が次々とマイナスに作用しました。今回も広島をこき下ろしたことでマイナスに作用しなければいいのですが……」(同)
15日の試合後は翌日の試合に向けて「普通にやったらええって言うとるやん。普通にやらへんからこんなことになっただけやん」と釈明した岡田監督。優勝が決まるまで、まだまだ波乱は起こりそうだ。
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