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「1億稼いだライバー」福岡みなみ、水着映像の無断公開に激怒も…世間は冷ややかなワケ

「1億稼いだライバー」福岡みなみ、水着映像の無断公開に激怒も…世間は冷ややかなワケの画像
福岡みなみ公式Twitterより

 運用型テレビCMプラットフォームサービス「テレシー」のCMへの出演で話題となり、「半年のライブ配信で1億円稼いだ」として本も出版するなど、局所的ながらその名前を世の中に知らしめたのは、グラビアアイドルの福岡みなみだ。

 最近は『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)など地上波バラエティへの出演も話題になっている彼女が、登録者数837万人、総再生回数15億回を誇る在タイ韓国人YouTuberとトラブルになったという。

 事の発端は、この人気YouTuber・Kyutae Oppaが公開した動画の中に、福岡の水着姿を映した映像が無断で使用されたというもの。もともと福岡は、今年1月に来日したKyutaeと東京でコラボをし、3月には福岡がタイへ渡る形で再度コラボするなど交流があった。

 福岡によれば、水着姿の映像はタイで撮影したときのもので、無断でアップされたという。福岡はInstagramのストーリーズ機能を使ってこの件を英語で報告。Kyutaeにタイでの滞在費用を支払ってもらったものの、無断で水着姿が世界中に公開されたことに「非常に傷ついた」「毎晩泣いている」とし、「タイの有名YouTuberがこんなひどいことをするなんて」「ビデオを消してほしい」などと訴えた。Kyutaeに動画の公開取り下げを求めDMを送ったものの、ブロックされてしまったのだという。

 福岡はその後、日本のファンに向けて、「タイで撮影した動画を無断掲載されてしまって それについて抗議したら海外で ニュースになってしまっていて、 キュテに何を言っても無視されているから 弁護士にも相談してるところ」「楽しかったのにこんな事になって悲しい 確認しないで水着とかを勝手に投稿するのは 本当に悪質だよー」などと日本語で改めて状況を説明した。

 これを受けて7日にはKyutaeは該当の動画を削除。福岡側に非があるとする釈明動画も公開した(現在は非公開)。また、福岡のマネージャーも事件の経緯をTwitterで説明。「みなみ本人はやり取りをほとんどしておらず、マネージャーの私が彼とやり取りをしていましたが、途中で彼からの連絡が一切返ってこなくなってしまい、確認出来てない動画を載せ続けられてしまいました」「個人情報やプライバシーの侵害にあたる映像もあり、その部分をカットしてほしいとお願いしましたが返答はありませんでした」「今は解除されていますが、InstagramとTikTokを2人ともブロックされました」としており、「相手のYouTuberさんが出している動画の内容には私たちに過失があるかのような表現がありますが、事実とは異なります」と主張。Kyutaeとは完全和解とはならなかったようだ。

 しかし、この騒動にネット上の反応は意外にも冷ややか。「動画を見てみたけれど撮影を嫌がっている様子はなかった」「水着がNGなら、そもそも水着にならなければいいのでは?」「自分のチャンネルでは楽しそうに水着姿で映ってましたよね?」などといった指摘の声も出ている。

「福岡が水着姿を解禁していないタレントならまだしも、彼女はグラドルで、これまでも水着姿を公開していますし、自分のチャンネルで公開しているタイ滞在中のVlogにも水着姿はバッチリある。そのため、彼女の言動に疑問を感じた人が多かったようです。それにマネージャーによればタイに行ったのは『彼の動画を盛り上げる』目的のためであり、『旅費を負担してもらったという記事もありますが、撮影の経費でした』と説明しているので、間違いなく“仕事”だったはずです。であればきちんと契約書を交わすなど事前に取り決めをしておくべきでしたね。お互いの信頼のうえでのコラボのつもりだったのでしょうが、相手は海外の、しかもはるかに格上のインフルエンサーで、“経費”も頂いていたわけですから」(芸能ライター)

 福岡といえば昨年も、グラビア仕事の宣伝として、裸体にジャケットを羽織っただけの写真をSNSに投稿した際、某Jリーガーから「強い風が吹いてほしいです!!」とDMを送られてきたのを受け、「ほんまにきもい泣 エロ目的消えて欲しい」としてDMのスクリーンショットだけでなく相手のアカウントごとネット上に公開。選手からは謝罪を受けたものの、本人に直接抗議したり、解決を探るのではなく、DMと一緒に顔と名前も晒し上げるという行為が賛否を呼んだ。

「わざわざDMしてくることに不快感を抱いたことは理解できますが、DMを開放していれば、問題のJリーガーに限らずそうしたメッセージは来ていたはず。『公式アカウントからこういうの来るの本当に精神的にしんどい』と訴えていたものの、“こんな不快なDMが来た”と世間に訴えるにあたって、わざわざ送ってきた相手を特定できるようにする必要があるか疑問ですし、相手が著名人だったからこそ晒したのだと見られかねません。今回の件も、マネージャーによれば『タオルの下に裸が透けている』『パスポート情報が載っている』とのことで看過できないレベルだったことが最大の問題だったようですが、であるならばSNSでわざわざ訴えず、粛々と弁護士に対応をお願いすべきだったのではないかと思ってしまいますよね」(前出・芸能ライター)

 騒動は収束したが、“何かあるとSNSに晒すタレント”のイメージはさらに強まってしまったかもしれない。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2023/04/11 13:00
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