加藤浩次『スッキリ』終了、原因は高額ギャラではなく“後ろ盾”の喪失か
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加藤浩次がMCを務める日本テレビ系の情報番組『スッキリ』が来年3月で終了する。
日本テレビは11月11日、来春の平日朝の番組改編について「テレビを取り巻く環境やニーズの変化に対応するため」として、『スッキリ』および『バゲット』を来年3月末をもって終了することを発表した。『スッキリ』は放送開始から17年、『バゲット』は4年で幕を閉じることになる。
日本テレビの朝の顔となっていた『スッキリ』の終了に関しては、年間2億円ともされる加藤の高額ギャラがネックになっていたとの報道が多い。後番組のMCには、昨年から『スッキリ』の火曜コメンテーターを務めているヒロミが内定しているとの報道も出ており、17日にはラジオ番組でヒロミが「そんなことないって言ってるのに。本当に言われたこともない」と完全否定するなど、情報が錯そうしている。
「日テレサイドが水面下でヒロミさんにラブコールを送っていることは間違いありませんが、交渉は難航しているようです。ヒロミさんは数多くのレギュラー番組を抱えており、調整も難しいでしょうからね。それに、そもそも番組終了の要因が加藤さんの高額ギャラというのには首を傾げる者も局内には多いです」(同局番組スタッフ)
一部女性誌などの報道では、加藤の『スッキリ』のギャラは「1日80万~100万円、月額約1600万円、年間2億円近く」とのことで、これが事実であれば確かに高額だが……。
「80~100万円というのは大げさで実際には50万円ほどです。それでもかなりの額と言えますが、これは長年にわたって番組のMCを務めてきた実績によりアップされての現在のギャラであって元々はもっと安いんです。後任とされるヒロミさんのギャラは1本40万円と報じられていますが、これが事実だとしてほとんど差はなく、番組制作を新しく始めるコスト全般を考えると新番組の方がかえって割高です。
番組終了について、視聴率の低迷を理由にする向きもありますが、言われているほど数字は悪くなく、出演者やスタッフの数などの番組制作費を考慮すると、むしろ善戦していると言ってもいいほど。新番組がうまくいく保証もありませんしね」(同)
『スッキリ』終了の理由が加藤の高額ギャラにも視聴率にもないとすると、いったい何なのか。
「やはり古巣の吉本興業とのエージェント契約が切れたというのは大きいでしょう。そもそも『スッキリ』は吉本が加藤さんのために持ってきた仕事でしたしね。それ以上に大きいと思われるのが、“後ろ盾”を失ったことです。2019年の“加藤の乱”の際に吉本上層部に噛みついた加藤を守ったのは、当時日本テレビホールディングスの代表取締役社長に就任したばかりの小杉善信氏ですが、その小杉氏は今年の6月に退任してしまいましたから」(同)
加藤が吉本にエージェント契約を解除されたのは昨年の3月末。そのちょうど2年後に番組終了というのは、やはり偶然ではないのだろうか。
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