トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 加藤浩次、『スッキリ』終了後は俳優転身?

加藤浩次、『スッキリ』終了後は俳優業を本格再開? 山下版『クロサギ』での演技が再評価

加藤浩次、『スッキリ』終了後は俳優業を本格再開? 山下版『クロサギ』での演技が再評価の画像
加藤浩次

 日本テレビの情報番組『スッキリ』が来年3月いっぱいで終了することが発表され、長年MCを務めてきた加藤浩次の今後が注目されている。

 11月16日付の「日刊サイゾー」に続き、17日発売の「週刊新潮」2022年11月24日号(新潮社)でも、打ち切りの最たる理由は加藤の高額なギャラだったと伝えられている。

「『新潮』の記事によれば、加藤のギャラは1本あたり80万円、それが週5で月におよそ1600万円。視聴率が芳しくない状況で年間2億円というギャラはあまりに高過ぎるという判断があったようです」(芸能記者)

 加藤は『スッキリ』の他にも『がっちりマンデー!!』『人生最高レストラン』(ともにTBS系)に加え、テレビ西日本の『加藤浩次のちゃっかりバズってます!!』や、今年10月から始まったばかりの『占いなんて信じない』(テレビ東京系)といった深夜1時~2時台の番組でもMCを務めているが、地上波のゴールデン・プライム帯から早晩姿を消すという予測もある。

「加藤は『スッキリ』のスポンサーや共演者に対して日テレがまだ報告をしていない段階だったにもかかわらず、週刊誌の直撃取材に答え、番組終了を半ば認めてしまった。これに日テレは大激怒し、来春からは“出禁”にするとも伝えられています。また、闇営業騒動での“加藤の乱”以降、吉本興業の上層部との関係は悪いため、ローカル局や深夜帯以外で加藤を積極的に起用しようというところも少なそうなだけに、いずれ地上波のゴールデン・プライム帯で見なくなるかもしれない」(前出・芸能記者)

 そんな空気を察してか、加藤は地元の北海道を拠点に移す考えを関係者に漏らしていたとも伝えられているが……。

「知名度があるだけに、北海道ローカルなら引く手あまたと楽観視しているのかもしれません。しかし、北海道といえば、大泉洋の一強状態で、加藤が思っているほどの需要はありませんよ。もっとも、加藤は蓄えもあるし豪邸も建てていますから、仕事がなくても焦る必要はありません。散弾銃の免許も持っていることもあり、マタギになることも考えているというウワサも。しばらくは悠々自適な隠遁生活ということもありえるでしょう」(テレビ関係者)

 ところが、ここにきて別のジャンルでの待望論が巻き起こっているという。

「現在、King & Prince・平野紫耀主演のドラマ『クロサギ』(TBS系)が放送中ですが、この放送にあたって2006年の山下智久主演版がTVerなどで配信され、久々に山下版を観たという人も多かった。加藤はこの山下版で、現在の平野版で山本耕史が演じているシロサギの白石陽一を演じているのですが、今回の配信で改めて加藤の演技力が注目され、『加藤の演技がうますぎ』『山本耕史よりいいかも』との声も上がっています。MC業への注力から、加藤はこの10年はドラマ・映画の出演作はかなり絞られましたが、それでもNHK大河ドラマ『平清盛』や、TBS日曜劇場『ブラックペアン』に出演するなど、ドラマプロデューサーから評価されている。『スッキリ』がなくなれば長丁場の撮影期間でもスケジュールは空けやすいし、『スッキリ』終了後の第一弾出演作となればマスコミからの注目も集めやすいだけに、すでにオファーが殺到していてもおかしくありません」(テレビ誌ライター)

 ドラマであれば、バラエティに比べて吉本への忖度も働きにくそうだ。北海道を拠点にするよりも、役者に活路を求めたほうが本人も“スッキリ”するかもしれない。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/11/30 06:00
ページ上部へ戻る

配給映画