ラランド・サーヤ、非凡な才能を誇るも…メディアから“敬遠”される事情とは
#サーヤ
尖りすぎるのも問題?
一時期はバラエティ番組に引っ張りだこだったお笑いコンビ・ラランドのサーヤ。最近は露出が減少している印象だが、一体なぜなのだろうか。
上智大学在学中にコンビを結成、在学中から数々のライブに出演していたラランドは、昨年、一昨年と漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』に準決勝まで進出。会社員とお笑いの二足のわらじで活動していたサーヤは、昨年には個人事務所を設立して社長となり、ニシダが普段背負うリュックに月額5万円で広告を掲載できる「ニシダ・アド」を始めるなどその手腕も話題だ。また、昨年からはCLR(クレア)名義で音楽活動も始めており、川谷絵音、休日課長らとのヒップホップ・バンド「礼賛」を結成し、今年メジャーデビューを果たしたほか、元子役であり、現在放送中の『完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの』(テレビ東京系)に女優として出演中など、その才能は多岐にわたる。
プライベートでは昨年11月、タトゥーアーティストのTAPPEIとの熱愛について「週刊文春」(文藝春秋)に直撃取材された。その場では交際しているかどうか答えず、文春側が送った質問状に対して、個人事務所社長として「プライベートの事は本人に任せております」と回答。さらに、ニシダが当時30歳の兵庫県出身の女性と同棲しているなど聞いてもいない情報を勝手に報告していた。
切り返しとしては破天荒な一面もあり、芸人としてはもっとブレイクしてもおかしくないはずだが、どうもそうならないのはなぜなのか。お笑い関係者は「サーヤの扱いが難しいからだろう」と指摘する。
「『文春』に直撃取材された際には、記事になる前に『週刊文春さんに直撃された!!!!!笑』とTwitterで報告した上、『文春オンライン』で記事が公開されると、『文春』側に送った文書をTwitter上で公開し、本誌に掲載されている情報の“ネタバレ”まで行った。これで雑誌媒体関係者からは『一歩間違えたらかなり面倒なことになる』と敬遠するようになった。もともと頭の回転はよく、なおかつ文才もあることは知られており、本人も雑誌連載はやりたいようなので本来ならどこも連載を頼みたいところですが、実現しないのはサーヤのそうした性格的な部分がネックになっているからでしょう」
テレビ局界隈も、「以前はキャスティング候補によく名前が挙がっていた」が、状況は変わってしまったという。
「去年の9月には、イベント出演後の囲み取材について、『さっきイベントの囲み取材で商材とは無関係な「結婚の予定は?」っていうクソ質問がきた』とTwitterでチクリ。腹が立つのはわかるが、メディアのあり方を問うならともかく、Twitterで不満をこぼしているだけで、これでは何かあるとSNSで晒されるのではと、起用に及び腰になるところも多いようです。番組でディレクターの指示を無視することも少なくなく、“テレビ的に都合のいい”タレントになることができない。だからこそ、フリー、個人事務所での活動なんでしょうけどね。ただ、じゃあリスクを背負って、大手事務所所属ではないタレントをキャスティングするかというと、よっぽどの話題性がないと今のテレビ界では厳しいでしょう」
もっとも、社長業に加えて女優に音楽活動にと、お笑い以外で多忙なことも想像されるサーヤだけに、“こちらからお断り”なのかもしれないが……。
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