ラランドのサーヤ「セブンルール」で語ったフリーで活動する理由に絶賛! 芸人からはやっかみも?
#ラランド #セブンルール
事務所に所属せずフリーで活躍しているお笑いコンビ・ラランドのサーヤ(24)が6日に放送されたドキュメンタリー番組『7RULES(セブンルール)』(火曜・後11時)に登場。芸人と会社員を兼業する理由が視聴者から絶賛されている。
大学時代にお笑いサークルで出会いコンビを結成、数々の学生漫才大会で優勝。そのころから多くの事務所からオファーを受けていたラランド。しかし事務所に所属せず就職する道を選んだサーヤはその理由を「中学・高校私立で大学も4年間私立でとんでもないお金掛かってるので、その恩義はとてつもなくて」と明かした。
サーヤは「親も全然贅沢を全くしない人たちで、私に全部注ぎ込むみたいな。10年間私立に通わせるって、相当大変だったと思うんですよね、家庭的に苦労している所を私には見せずに、学校に通わせてくれたっていう恩義がやっぱりあって、そのまま私が(お笑いの)養成所行くっていうのをとても言えなかったというより言いたくなかったので」と親への思いを語った。
また「奨学金とかもあるので大学の。それを払って貰ってたんで、それ考えると今毎月入れてても、全然そこに達してない気がするので。その額を何桁ずつか上げていきたいですね」と毎月給料日に実家にお金を入れていることを明かし、それを聞いたスタジオメンバーのタレント・YOU(56)は「良い娘~」と感嘆の声をあげた。
「きついっていうか大変でしたけど。でもやっぱりこの子の先のこと考えると、自分たちは我慢してでもきちんとした、そういう教育をちゃんと受けさせてあげたいなと思って。それで必死でしたね」と子育ての苦労を語ったサーヤの母親の薫さんは、最初は複雑だった芸人活動にも「本人が本当に楽しそうにやっているのでそれが一番かな」と今では応援しているそうだ。
親への恩返しのために無所属を選んだサーヤだったが、今では学生お笑い時代のライバルがマネージャーとして加わり「マネージャーとニシダ(相方)とファンの方、両親も含めてラランドチームみたいな感じで、無所属で自信持ってやっていこうかなと思います」とこれからもフリーで活動して行く決意を表明した。
番組中では、フリーでいることに、事務所に所属する芸人たちから、陰口を叩かれることもあり、本人もそれを承知していたという。
「お恥ずかしい話、結構売れはじめている今でも、ラランドさんについてはおっかけていませんでした。サーヤさんに関しても、度胸のある女性だなぁというくらいの感想しかないんですが……若手芸人に聞いても必ず、『つまらない』という反応が返ってきちゃうんですが、単なるやっかみですよね。結局、事務所の上下関係も地下LIVEでの横の繋がりもないから情報が入ってこない。そして今、ラランドはすでに、売れてる人たちと仕事しますしね。事務所に所属せず、本人は広告代理店に勤務していて仕掛けもうまい。しかも売れはじめているとなれば、売れない若手から反感をかうのもわかりますが……」(若手を担当するお笑い系事務所社員)
一方で、芸人の新しいスタイルを切り開いたサーヤにネット上では「めちゃくちゃかっこいい」「感動した」「めっちゃ良いチーム!」と称賛の声が多く上がっている。また、「M-1応援してる」「M-1楽しみ!」と『M-1グランプリ』決勝進出への期待も高まっている。
「アマチュアの枠で世に出たことから、芸人やお笑いファンからやっかまれることも多い中で、ネタの面白さだけではなく、YouTubeやラジオからも多くのファンを獲得しています。自分たちだけであれだけ仕掛けられるのは、すごいことなんです。事務所に所属していないというだけで、彼女らの実力を認めないと今後、世間から置いて行かれることになると思います」(お笑いライブスタッフ)
いわゆるテレビ的なお約束も、本人のバックボーン込みで覆しているサーヤ。これからも、活躍の幅をどんどん広げていくことは間違いない。
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