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「ママタレBIG5」ギャル曽根のYouTubeは人気の一方、小倉優子だけ苦戦

「ママタレBIG5」ギャル曽根のYouTubeは人気の一方、小倉優子だけ苦戦の画像
写真/Getty Imagesより

 テレビやCM、イベントにもひっぱりだこの「ママタレント」。バラエティ番組やSNSなどを通して発信される、自身のライフスタイルと育児を両立しているさまは、悩みを持つ全国のママから憧れの対象として支持されている。

「若槻千夏は5月1日に放送された『週刊さんまとマツコ』(TBS系)に“ママタレント専門家”として出演し、熱弁を振るっていましたが、テレビ関係者にアンケートを取って『企画会議に必ず挙がる名前』を独自調査。そこから導き出された“不動のママタレBIG5”が辻希美、藤本美貴、ギャル曽根、小倉優子、北斗晶の5人としていました」(女性誌ライター)

 結婚、出産した女性タレントたちはなんとかこのポジションを獲得しようと、自己ブランディングに余念がないが、その競争は過酷だ。

「今や芸能界におけるママタレ枠は完全に飽和状態。BIG5の牙城を崩すべく、他のママタレもYouTubeチャンネルを立ち上げるなどアピールに躍起になっていますが、木下優樹菜や、熊田曜子、紺野あさ美など、ママタレのYouTubeチャンネルの多くが苦戦を強いられています」(同)

 人気のバロメーターとして業界関係者も注目するYouTubeチャンネルだが、BIG5の中でYouTubeでもっとも成功しているのが辻の『辻ちゃんネル』で、登録者数110万人、総再生回数は3億6600万回以上と圧倒的だ。

 これにギャル曽根、藤本美貴、北斗晶らのチャンネルが続き、登録者数ではギャル曽根が40.1万人、藤本が19万人、北斗が23.1万人、総再生回数ではそれぞれ4300万回、4700万回、3200万回という形で争っている。

 だが唯一、小倉の『ゆうこりんチャンネル』のみ、2021年3月のスタートから1年が過ぎても登録者数は3.8万人ほど、総再生回数は300万枚ほどと大差を付けられている。特にギャル曽根の『ギャル曽根公式チャンネル「ごはんは残さず食べましょう」』は小倉よりも2週間ほど遅れての開設だが、小倉に登録者数でも総再生回数でも10倍以上の差を付けるなど圧倒している状態だ。

 なぜ、ここまではっきりと明暗が分かれてしまったのか。YouTubeライターがこう分析する。

「ギャル曽根のチャンネルは“テーマは食”と明確に打ち出しており、大根や白菜など安価で家庭で余りがちな食材を使った料理も多く、買い物系もニトリやスリーコインズ、ドン・キホーテといった敷居の低いところが中心なので、主婦に限らず参考になる。手の込んだ料理も気取った料理もないし、本人の親しみやすいキャラもあって万人ウケは抜群。また、たびたび夫の名城ラリータ氏も出ていますが、調理師免許を持つギャル曽根のダイエットレシピで15キロも減量しており、こうした“結果”を出したヘルシーな料理も人気です。

 ゆうこりんは最初に投稿した動画がギャル曽根とのコラボだったりと、ギャル曽根の路線を踏襲しつつ、子どもを絡めたり、美容系に手を出したりとしていますが、今ひとつ方向性がはっきりしていない。料理も、素朴なものもありますが、微妙にオシャレ感が強く、日常の献立の参考になるようなものが少ないし、かと言って『挑戦したい』と思えるほど特別な料理でもない。加えて夫と別居3年目であることは世間に知られたことですが、そうした雰囲気をまったく見せず、“リアルさ”にも乏しい。こうしたYouTubeチャンネルで求められているのは、タレントの自然な姿。ワンオペで3人の子どもを育てながら、受験勉強も頑張っているようですが、もう少し肩の力を抜いて素の部分を見せられれば、もっと支持されるのでは」

 バラエティ番組の企画で早稲田大学教育学部を受験することを発表し、もっか猛勉強中の小倉。タレントとしての生き残りに必死なのだろうが、むしろそうしたタレントの“リアル”を赤裸々に見せられれば、他のママタレたちと一線を画することもできるのかもしれない。

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大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2022/06/19 08:00
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