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小倉優子、早稲田大学受験に挑戦! 偏差値60以上の壁よりも“最強の敵”は身内にあり?

小倉優子、早稲田大学受験に挑戦! 偏差値60以上の壁よりも最強の敵は身内にあり?の画像1
『100%!アピールちゃん』(TBS系)TVerより

 今さら「こりん星」の話を持ち出すのも酷だが、不思議キャラだった彼女がインテリキャラを目指すとは……。

 バラエティ番組『100%!アピールちゃん』(TBS系)で、小倉優子が大学受験に挑戦する企画がスタート。早稲田大学教育学部を目指すという。

『アピールちゃん』は、麒麟・川島明と指原莉乃が司会を務めるバラエティ番組。小倉は21日の放送で、初めて受験の意志を示した。現在3児の子育てに奮闘している小倉は、子どもの勉強を見ているうちに自分の勉強不足を感じ、受験を決意したとのこと。「環境・世界・日本のことを学びたい」という小倉に対し、早稲田大学教育学部という目標が設定された。

「早稲田の教育学部は、早稲田の中では比較的入りやすい学部とはいえ、教育学部系では最難関。同学部は入試の段階で学科が別れており、最も人気がない学科でも偏差値は60以上です。芸能界では、広末涼子、くりぃむしちゅーの上田晋也(いずれも中退)、小島よしおらが卒業生。学部の中に文系学科と理系学科がありますが、どちらに合格しても早稲田キャンパスに通うことになります」(早稲田大学出身の塾関係者)

 受験をサポートするのは、落ちこぼれたちを東大受験に導く大ヒットマンガ&ドラマ『ドラゴン桜』の勉強法を監修した東大生たち。バラエティ業界で“受験モノ”は鉄板企画だ。

「古くは、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)の“東大に入ろうね会”、『進ぬ!電波少年』(同)の坂本ちゃん、そのほか内村光良、岡村隆史、オードリー春日、ロンブー淳なども番組で大学受験に挑戦しています。『元気が出るテレビ』で、2浪して東大に挑戦した青年が不合格に終わり、高田純次がもらい泣きしたシーンは、長年続いた同番組でも屈指の名場面でした。

 受験企画は長い間引っ張れますし、合格発表の回では視聴率が跳ね上がるのは確実。挑戦するタレントは不合格でも何かを失うわけではありませんし、努力した結果として“賢いキャラ”になれるので、制作側も演者にとってもウィン・ウィンです」(民放バラエティ番組制作関係者)

 ただ、小倉の企画には重大な問題がある。企画がスタートしたばかりで、合格発表まではたっぷり1年もあるが、『アピールちゃん』の視聴率がサッパリなのだ。

「『アピールちゃん』は昨年10月に始まったばかりですが、初回から視聴率が3%台という大爆死で、今年1月には2%台を記録。まれに見る低視聴率に喘いでいます。月曜日のTBSは、19時台の『アイ・アム・冒険少年』、20時台の『クイズ違和感』、21時台の『CDTVライブ!ライブ!』、そして22時台の『アピールちゃん』と、プライム帯の全番組の数字が沈み込んでおり、テコ入れは急務。来年3月まで番組が続くかどうかは、かなり怪しいものです」(キー局関係者)

 余計な雑音が勉強の邪魔にならなければいいが、果たして……。

田井じゅん(エンタメウォッチャー)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

たいじゅん

最終更新:2022/03/03 11:00
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