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日テレ岩田アナもフリー転身間近? “ストーカー被害”も局は力にならず…

日テレ岩田アナもフリー転身間近? “ストーカー被害”も局は力にならず…の画像
公式Instagramより

 昨年3月から情報番組『スッキリ』のサブMCを務めている日本テレビの岩田絵里奈アナウンサー。今年5年目を迎えた次代のエースがどうやら不満を抱えているようで――。

 慶應義塾大学卒業後、2018年に日本テレビに入社した岩田アナは、『スッキリ』のほかにも、『世界まる見え!テレビ特捜部』や『沸騰ワード10』といったゴールデン帯の番組で進行を務めている。同局関係者は「今年4月に35歳になった水卜麻美アナウンサーとはひと世代違う。局内では『水卜の次は岩田が日テレを引っ張っていく』と大きな期待をかけられている存在です」と明かす。

 しかし日テレの「若手の顔」として知名度が上がっていくにつれ、待遇をめぐって愚痴をこぼすようになってきたという。

「『スッキリ』は朝8時からの番組出演に備えて5時には局入りするため、自宅には毎朝ハイヤーが迎えに来ます。ところが帰りは公共交通機関で帰らなければならない。もともと中学から大手芸能事務所に所属して芸能活動をしており、彼女には熱心なファンがついている。中には退社後の行動パターンを突き止めようとする輩もいるようですが、会社員のため待遇は変わらず。そのため岩田アナは『会社が私を守ってくれない……』と嘆いているともっぱらです」

 以前よりは落ち着いたとはいえ、いまだに在京テレビキー局の女性アナウンサーの扱いは“タレント級”であることに変わりはない。かつて在京テレビキー局の人気情報番組に出演していた元キャスターの1人は次のように明かす。

「表沙汰にはなっていませんが、女子アナのストーカー被害や相談はかなりの件数に上ります。特に生放送終了後に帰宅するパターンだと、局の前で待ち伏せすれば、どの路線の駅に向かっていくか簡単に分かりますからね。以前は対策のために番組がタクシーチケットを上手く回したりしましたが、経費削減のためになくなってしまった。となると自腹を切ってタクシーで移動するしかありませんが、日本テレビは在京テレビキー局の中でも給与の下落が著しいため、そこにお金を出せるという人はほとんどいないでしょう。自宅もセキュリティ対策が万全のところでないと住めないため、家賃も高くなりがちです。岩田アナが望む待遇を実現させるには、フリーアナウンサーに転身するしか道はありません」

 つい先日には久野静香アナが6月末をもって退社すると発表。『ザ!世界仰天ニュース』で共演していた笑福亭鶴瓶の紹介で7月から松竹芸能の所属となり、フリーアナウンサーとしてだけでなくタレントとしても活動していくと見られる。日本テレビは水卜麻美アナが入社した2010年以降、水卜アナの後輩はひとりも辞めていなかったが、ついに“決壊”となったという声もある。久野アナの決断に岩田アナは何を思っているだろうか。

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大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/06/17 08:00
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