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岩田絵里奈、副反応の裏に日テレにはびこる『24時間テレビ』の強制力 急ピッチで職域摂取か

岩田絵里奈、副反応の裏に日テレにはびこる『24時間テレビ』の強制力 急ピッチで職域摂取かの画像1
岩田絵里奈 日本テレビ 公式サイトより

 日本テレビの人気女子アナウンサーの岩田絵里奈アナが今月9日、新型コロナウイルスワクチン接種の副反応のため、MCを務める同局系情報番組『スッキリ』を欠席した。

 番組冒頭、岩田アナの代わりに出演した同局の杉原凜アナウンサーは、「本日、岩田アナウンサーはワクチン接種の副反応のためお休みです。私、杉原が担当します」と報告。 

メインMCの加藤浩次が「今現在は(岩田アナの体温は)36度8分くらいに落ち着いてるんだよね」と明かし、同じくMCで同局の森圭介アナウンサーが「熱は落ち着いてまして。今日は大事をとって(お休み)ということで……」とこれを引継ぎ、岩田アナの現状を説明した。

 新型コロナのワクチン接種による副反応に関しては、高熱や強い倦怠感、激しい頭痛や筋肉痛といった症状に苦しむ人も多く、世間の注目を集めているが、同局の関係者は声を潜めてこう明かす。

「ウチの局は以前から他局に先駆けて、局員や関係者など1万2000人以上を対象に職域接種を進めていたのですが、とくに今月に入って急ピッチで進めています。そうした中、岩田アナもつい最近、ワクチン接種をしたようです。元々責任感が強いですし、これだけワクチン接種の副反応が話題になっている昨今、情報番組のMCがそれを理由に番組を休めば大きな注目を集めるのはわかっているでしょう。そう考えれば今は落ち着いているという話ですが、一時期的にはかなり重い副反応が出たのではないでしょうか」

 日テレといえば、7月期の連続ドラマとして放送されている『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』で戸田恵梨香とともにW主演を務めている、女優・永野芽郁や同局の東京五輪2020の中継番組でスペシャルサポーターを務める予定だったくりぃむしちゅーの上田晋也がコロナに感染したが……。

「巷では第5波なんて言われていますが、元々テレビ業界は感染者の数も多く、芸能人の感染のニュースを耳にするにつれて、コロナがより身近になっているというのが率直な印象です。その一方でワクチン接種に関しては前提として職域接種といっても厳密には強制力はなく個人の判断にゆだねられるわけですが、たとえワクチンに対して内心懐疑的であったとしても、拒み難い“空気感”があるのは確かです」とは同局の局員。

 そしてその背景にはあの番組の存在があるという。

「そもそもウチの局が他局に先駆けて局員や関係者の職域接種を進めているのも、今月21から22日に放送予定の『24時間テレビ』を見越しての動きでしたしね。ただでさえ、昨年もコロナ禍での大型番組の放送に一部からは厳しい批判の声もあがりましたし、“第5波”が本格化する中で今年も放送を強行し、少しでも批判の声を抑えるためには局員はもとより、番組関係者のワクチン接種といった対策は必要不可欠という判断でしょう」

 果たして日テレはコロナ禍の『24時間テレビ』を今年も成功させることができるのか?

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2021/08/11 22:00
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