あわや国際問題!? 坂上忍『バイキング』“クビ”はあの問題回が致命傷となったか
#坂上忍 #バイキングMORE
坂上忍が総合MCを務める昼の情報番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)が、来年3月に終了することが発表された。
坂上は番組の中で、2年ほど前から降板を検討していたこと、「終活作業」である動物保護活動に力を入れたいこと、そのための施設の第一期の工事が来年2月頃に完了予定で4月から保護活動ができるため、「このタイミングが番組を卒業する“区切り”としてはベスト」と考えたことなどを説明し、番組スタッフやフジテレビへの感謝を語っていた。
しかし案の定、舞台裏ではひと悶着があったようだ。テレビ関係者が明かす。
「一部メディアでは、政治から芸能人まで好き放題に噛みつく坂上の姿勢が問題視されたと報じています。しかし、坂上が毒舌キャラを打ち出したのは視聴率を取るためであって、そのことは番組を立ち上げた際に関係者は了承済み。そのため、確信犯でやっていたことを降板理由にされた坂上は納得がいかず、相当激怒していたといいます。また、『笑っていいとも!』の終了を受けて、前身の『バイキング』から8年間もフジのお昼を支えてきましたが、当時のフジ上層部からは最低でも『いいとも!』の半分である15年間は番組を続けることを確約されていたとも。坂上のギャラは1本120万円ですが、5時間拘束されることを考えればむしろ安いくらい。それまで出演していた他局の番組を降りたという経緯もある。それなのに約束の半分の期間でクビにされたのだから、坂上が『話が違う!』と怒るのも当然です」
一方で、フジ上層部が「坂上切り」に踏み切ったのは、別の“事件”が影響したからだとも言われている。前出のテレビ関係者が耳打ちする。
「中国女子テニス・彭帥選手が、SNSで11月頭、張高麗元副首相に性的関係を強要されたと告発。愛人関係にあったことなども綴りました。投稿はすぐに削除されたものの、彭選手の行方がわからなくなったこともあって世界的な大騒動となったのですが、11月22日放送の『バイキングMORE』でこのニュースを取り上げた際、アンミカが『人権の問題』と指摘すると、坂上はこれに反論するかのように『最高幹部と大人の関係になることで、彭帥選手も新たなる権力を手にするって見方もできちゃうし。いろんな見方ができる』などと発言。ネットが炎上するだけでなく、多方面で物議を醸しました。実は、中国大使館もフジに猛抗議をしていたようで、あわや国際問題に発展する可能性まであったと聞きます。そのことで、フジ上層部も坂上をかばいきれなくなったのでしょう」
しかし、坂上もただでは転ばないようで……。
「『バイキングMORE』終了後も、『坂上どうぶつ王国』や不定期の単発特番になった『直撃!シンソウ坂上』というフジの冠番組はいずれもこのまま継続するようです。さらに坂上は、『バイキングMORE』終了を受けて、1本100万円だった『どうぶつ王国』のギャラを200万円にアップするよう要求しているんだとか」(制作会社スタッフ)
毒舌のみならず、スタッフへのパワハラも問題になったことのある坂上。「まだ引退とはなりません」と宣言していたが、はたして他局から新しいオファーは来るのだろうか……。
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