日ハム新庄監督、本当に呼びたかった2人の「球界OB」
#日本ハムファイターズ #新庄剛志
球界の「BIGBOSS」は着実に種まきを進めている――。
プロ野球・北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督が5日、道内のテレビ局に相次いで出演。その場で注目を集めたのが、指導者の公開オファーだった。
北海道文化放送(フジテレビ系列)の情報番組に出演した新庄監督は、現役時代を外野手として共に戦った球団OBで解説者の森本稀哲氏と共演し、「外野守備走塁コーチで来ない?」と突然オファー。直後には「仲がよかった人が集まって(首脳陣を形成するのが)嫌だ」と自らオファーを白紙に戻していたが、最後には「しっかり準備しておけよ」と意味深なコメントを残した。
同日には、森本氏が開設する公式YouTubeチャンネル「ひちょりズム」で新庄監督が出演した動画も公開。球団から監督就任オファーを受けたのが10月12日だったことや、この1年間、日本ハムの一軍、二軍全ての試合をチェックして戦力分析していたことも明かし、「やってきたことは正しかったんだと。自分を信じて何かを目指していれば誰かが見ている」と自信をみなぎらせていた。
プロ野球OBは次のように語る。
「日本ハムは球団主導でコーチ陣を決めていくため、たとえ新庄監督が熱望しても、要望どおりにならないのが現状です。そうした状況を踏まえた上で、入閣できなかった仲間も『見捨ててないよ』とアピールしたのはさすが。後輩の森本さんも、ああいう声のかけられ方をされればモチベーションを保つこともできる。1年後、結果が出れば二軍指導者で招聘される可能性はある」
さらにもう一人、新庄監督が今後コーチとして呼びそうな人物がいるという。
「阪神タイガースOBの亀山つとむさんですね。現役時代は『亀新コンビ』として若いファンを虜にしていました。新庄のよき兄貴分でもあり、公私にわたって相談に乗る間柄でもあった。実際、非公式ながらコーチ就任は可能かどうか打診があった、との話もあるほどです。亀山さんもテレビ、ラジオの解説やスポーツ新聞の評論の仕事が定期的にあるので即決できなかったかもしれませんが、1年後は新庄内閣に入っている可能性は十分あります」(前出のプロ野球OB)
就任1年目は“仲良し内閣”を組むことなく船出する気配が散見できる新庄監督。気心知れた仲間を手元に呼ぶ青写真を描いているのであれば、会見で放った「優勝なんて目指しません!」との言葉はやはり額面通り受け取るべきではないだろう。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事