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新庄剛志、キャンプ電撃訪問に意外な好反応…タレント人気で引っ張りだこ?

新庄剛志、キャンプ電撃訪問の舞台裏の画像1
写真/GwettyImagesより

 まさにサプライズ取材だった。プロ野球の阪神、メジャーリーグ、日本ハムで活躍した新庄剛志氏が12日、沖縄県宜野座村の阪神キャンプを訪問。スポーツ番組『S1』(TBS系)の取材で日本ハム時代の後輩、糸井嘉男選手へのインタビューのためだったが球界のスーパースターの襲来に関係者からはどよめきの声があがった。

 スタンドで練習をじっくり見学した後、糸井と対談した新庄は「引退する気でやるように」などと檄を飛ばした。阪神、日本ハム時代に一緒にプレーした福原忍、金村暁投手コーチにもポーズを取りながらあいさつ。たまたま居合わせた阪神0Bの亀山つとむ氏とも再会し関西メディアでは中村勝広監督が指揮した1990年代に巻き起こった「亀新フィーバー再び」と大盛り上がりだ。

 こちらも阪神時代に戦友の矢野監督もさらなる来訪を待ち望んでいるようだったが、プロ野球関係者は「これから新庄があちらこちらから引っ張りだこになる可能性がある」と指摘する。

 「元々、新庄氏はさまざまな“噂話”の影響もあり、球界関係者の間では距離を取る人が多かった。ところが今回、在京テレビキー局の取材とはいえ、仕事として堂々とキャンプ地にやってこれたわけです。ド派手なパフォーマンスや言動が目立つ彼ですが、やっぱり野球の仕事をする時が一番輝いてますから。そして何より、地味なキャラクターが多い現役選手にはない華を兼ね備えている。今後、集客減にあえぐ不人気球団を中心に『うちにも遊びに来て』との声がかかるのは間違いない」(同)

 また、新庄の野球人としての眼力も問われている。

「テレビの対談や『キャンプリポート』と称してとあるスポーツ新聞では評論をしていますが、どこに着眼点があるのかは見ものです。これも世間一般には宇宙人キャラクターで通っていますが、彼は陰で努力することが信条の人。バラエティー向きなコメントをしながら時折出す、本質を突いた発言はさらに野球関係の仕事が舞い込む可能性を秘めている」(同)

 いつまでも芸能人として食えるとも限らない。新たな道をつくることができるか、新庄がコロナ禍のキャンプで問われている。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/02/20 22:00
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