西武・山川穂高、無期限試合出場停止処分で噂される「トレード先」
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プロ野球・西武ライオンズは9月4日、知人女性への強制性交の疑いで書類送検、その後嫌疑不十分で不起訴処分となった山川穂高について無期限で公式試合出場停止処分と発表した。
山川は4日朝に飯田光男球団本部長、渡辺久信GMから処分について説明を受けたという。球団を通じて山川は、「この度は、ファンの皆様、球団、NPB(日本野球機構)及びスポンサーの関係者をはじめとした皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを、お詫びいたします」と謝罪。「捜査機関には当初より事実をお話しさせていただき、全面的に捜査に協力してまいりました。今般、不起訴と判断されましたが、そもそもの主たる原因は、わたしがプロ野球選手という立場をわきまえずにした行動が招いたものであり、深く反省しています。この件に関する球団から下されました処分内容に関しまして真摯に受け止め、今後は、一つ一つ目の前のことに取り組み、再びチームの役に立てるように地道に練習に励みます」などと、現在の心境を発表した。
飯田球団本部長は4日夕方に取材に応じ、無期限試合出場停止の解除タイミングについて「今後の本人の反省の状況とか、本人の姿勢とか、そういったいろんな状況を見ながら検討していきたいと思っています」とし、「今の時点でいつまでというのは決めていない」と、球団として厳しい姿勢を崩さなかった。
国内の他球団へ移籍できるフリーエージェント権利の資格取得まであと17日。一軍残り試合を考えて達成するには、再来週には昇格しなければ今シーズンオフのFA移籍は実現できない。
「山川はフリーエージェント権を何としても取得して大型契約を結びたかった。現に、去年あたりから蜜月とされていた福岡ソフトバンクホークスを意識してか、『博多に行ってくるわ』と、移籍先を周囲に匂わせる発言もしていたほどです。ところが今回の一件でご破算になってしまった。もう、大型契約を結ぶのは難しい……」(球界関係者)
だが西武側も山川をいつまでも放置する可能性は低い。
「球団にとっては厄介者そのもの。今すぐにでもトレードで放出したいのが本音でしょう。ホームラン王を3回取った実力は伊達じゃない。戦力が著しく乏しい球団ならプライベートに目をつぶってでも獲得するでしょう」(同)
水面下では「リーグ下位に沈む日本ハム、中日、ヤクルトなどが山川を狙っているのではないか」との情報も飛び交っている。来シーズン、山川の代名詞「どすこい!」ポーズはどの球団のユニフォーム姿で見られるのだろうか。
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