西武・山川穂高、不起訴は「想定内」でも“山川一派”はすでに一掃の憂き目
#西武ライオンズ #山川穂高
昨年11月に東京都内のホテルで女性に強制性交の疑いで書類送検された埼玉西武ライオンズの山川穂高内野手について、東京地検は8月29日、嫌疑不十分として不起訴処分にしたことが分かった。
この騒動は今年5月11日に「文春オンライン」(文藝春秋社)がが報じて世間に広く知られることになり、山川は同サイトの直撃取材に対し、相手女性とトラブルがあったことは認めたものの、強制性交については当初より否定を続けていた。書類送検を受け、所轄の警視庁麻布警察署は、起訴を強く求める厳重処分ではなく検察側に処分を任せる「相当処分」の意見をつけていた。
「問題は、無理やりホテルに連れ込んで性行為を強行したのか、していないのか、その一点に尽きる。球団は当初、山川に対して先方の要望をある程度受け入れて示談する方向で話を進めていたが、山川がこれに難色を示して最後は自ら弁護士を準備して戦闘態勢に入った。一部では女性側から嫌がらせとも受け取れる報道もあったが、今回は実質勝訴の内容。マスコミ内で『夏の終わりにも不起訴処分が出る』との見方通りの結果になった」(全国紙社会部デスク)
西武球団の奥村球団社長は、6月に埼玉県所沢市で開かれた親会社西武ホールディングスの定時株主総会にて、山川について検察の処分を待ってから動くと言及。7月10日にはプロ野球12球団オーナー会議後に後藤高志オーナーが同様の回答をしている。
「チームは8月27日の日本ハム戦で敗れてパ・リーグ最下位に転落し、29日も楽天イーグルス戦で敗北。今シーズンは山川の不在が戦力に大きく響いて打線に迫力がなく、27日時点でチームの得点は323。パ・リーグ1位のソフトバンクの412得点から100点近く離されており、新たに就任した松井稼頭央監督も相当頭を悩ませていました。しかし、シーズン残り30試合でクライマックスシリーズ進出も厳しい中で、山川を慌てて戦力として戻すのは考えづらい。司法の結論は出たが、このままシーズン終了まで一軍に上がることなく終了を迎えると思われます」(球団OB)
仮に一軍に戻れたとしても、懇意の“山川一派”はすでに一掃されている。
「山川軍団の特攻隊長だった山田遥楓は、当時元フリーアナウンサーだった妻が源田壮亮の嫁・女優の衛藤美彩の誹謗中傷をネット上に書き込んだ影響もあり、日本ハムへトレード。レギュラー捕手だった森友哉も、FAでオリックスに移籍しました。いずれも“子分”を在籍させたくない球団の思惑が見え隠れしていると、チーム関係者の間ではもっぱら」(同)
今年3月のワールド・ベースボール・クラシックの優勝メンバーから急転直下の激動の日々を送った山川。近日中にも行われるとみられる取材対応の場ではどんな姿を見せるのだろうか。
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