阪神ファン大暴走で…今秋にもビジター応援席から「締め出し」か
#プロ野球 #阪神タイガース
8月18日に横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガース戦が横浜スタジアムで開催されたが、試合終了後、阪神ファンが試合内容を不服として数々の妨害行為を起こしたことが球界内で波紋を広げている。
試合は1点を追う9回1アウトから佐藤輝明がヒットで出塁。代走として送られた熊谷の二塁への盗塁死に絡んで岡田彰布監督が5分近く猛抗議した。虎ファンが集まる左翼スタンドからは怒号とともに「岡田! 岡田!」と岡田監督を煽るコールが大合唱。だがそれも虚しく試合に敗れ、チームは連敗となったことから、虎党のフラストレーションが爆発した。
外野席を中心に次々と阪神のメガホンやゴミがグラウンドに投げ込まれ、さらにDeNAの勝利ヒーローインタビュー中にも怒号やブーイング、さらには「六甲おろし」を熱唱して妨害を繰り返した。
「試合後には阪神ファンと思われる人物が外野席から抗議するファンの一部始終を動画撮影した内容がSNSでアップされ、事態はより鮮明になりました。球場内は防犯上、常時撮影のカメラが無数に点在しており、今後、破壊行為などを行っていたファンがいた場合は人物を特定した上刑事告訴に発展する可能性もあります」(球界関係者)
今後、他球団も対策に乗り出すことになる。
「阪神戦はファンが多いので内外野のビジター応援席を多めに確保していましたが、来年以降は縮小することがある。本拠地球団のファンとトラブルになることを防ぐためです。また、営業担当者レベルの会議で阪神側に何らかの対策を求めることもあります。令和の時代であそこまでマナーが悪いのは今や阪神ファンだけ」(セ・リーグ球団スタッフ)
優勝マジックが減るにつれて阪神ファンがさらに暴走する可能性も捨てきれない。
「警備員の増員はどの球場でも確実にしなければいけない。また物の投げ入れ、暴力行為などが発生すれば、有無を言わさずその場で捕まえた上で、最寄りの警察に突き出すケースも増えるでしょう。実力行使でやらなければ阪神ファンは理解できないことが、18日の試合を確認してよく分かりましたから」(同)
ちなみにビジター応援席の縮小は、早ければ10月に日本シリーズ進出をかけて開催するクライマックスシリーズで実施される見通し。自分で首を絞めたということを阪神ファンは今一度自覚するべきだ。
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