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今田美桜、『トリリオンゲーム』出演に批判の声も…「ジャニーズ御用達女優」バトルも勃発?

今田美桜、『トリリオンゲーム』出演に批判の声も…「ジャニーズ御用達女優」バトルも勃発?の画像
今田美桜

 女優の今田美桜が、Snow Man・目黒蓮が主演するTBS系金曜ドラマ『トリリオンゲーム』(7月14日スタート)に出演することが決定。大ヒット映画『わたしの幸せな結婚』に続く再共演に歓喜するファンがいる一方、原作とイメージが違いすぎるという意見も噴出しているほか、今田の「ジャニーズ御用達女優」化を危惧する声も噴出しているようだ。

 同ドラマは、「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載中の稲垣理一郎(原作)、池上遼一(作画)による同名漫画の実写化。主人公である“世界一のワガママ男”のハル(目黒)と、“まじめで不器用なエンジニア”のガク(佐野勇斗)という正反対の二人がゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼ぎ、この世のすべてを手に入れようと成り上がっていくストーリー。

 今田が演じるのは、ハルとガクにとって宿命のライバルとなる黒龍桐姫。日本最大のIT企業「ドラゴンバンク」の取締役で創業者の娘でもあり、多言語を操るクールな才色兼備の女性だ。どんな取引相手にもクレバーな交渉術を駆使し、欲しいものをすべて手に入れてきた。ハルとガクの才能にいち早く気づき、2人に執着心にも似た強烈な興味を抱き、自分の支配下に置こうとする……という役どころだ。

 今田と目黒といえば、今年3月公開の目黒主演映画『わたしの幸せな結婚』で夫婦役として共演。同作は2023年公開の実写映画作品で初めて観客動員数200万人を突破し、さらに興行収入27億円を突破する大ヒットを記録した。目黒の大先輩・木村拓哉が主演した映画『レジェンド&バタフライ』の興行収入を超えたことも大きな話題となった。

 早くも『わた婚』コンビの再共演となったことで、SNS上では「目黒くんと美桜ちゃんの再共演がこんなに早く見られてうれしい!」「わた婚とガラッと変わって、バチバチな感じみたいで楽しみ」などといった歓喜の声が続出。目黒と今田のコンビを指す「めめみお」がTwitterでトレンドワード入りするほど盛り上がった。

 その一方、不安の声も少なからず出ている。原作の桐姫はスラリとした長身美女というイメージが強く、主人公と並び立っても負けないくらいの迫力がある。しかし、今田の身長は157センチで、185センチの目黒との組み合わせは原作のイメージと合わないという見方があるようだ。実際、ネット上では「原作の印象だと中条あやみ(※身長169センチ)を想定してたからイメージ違うなあ」「今田美桜は演技うまいけどキャラのイメージと違いすぎて限界ある」といったコメントが飛び交っている。『わた婚』では身長差が大きな魅力となっていたが、今作においては不安要素になってしまっているようだ。

 また、目黒との短いスパンでの再共演に対して「今田さん好きだけど『またか~』って感じちゃう」「今田美桜が人気あるのは分かるけど他に女優さんいないの?」といった意見も上がっている。

 原作イメージと合わないキャスティングや早すぎる再共演の原因になっているのではとみられているのが、今田の「ジャニーズ御用達女優」化だ。

 今田は過去に『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)で平野紫耀(現在は退所)、『セミオトコ』(テレビ朝日系)でHey! Say! Jumpの山田涼介と共演するなどし、今年4月期にはTBS系日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』でKing & Princeの永瀬廉と共演。さらに、先述した『わたしの幸せな結婚』で目黒と共演し、いずれの作品でも今田の演技は高い評価を得た。

 今田は同性からの好感度が非常に高く、ジャニーズタレントの相手役を務めても嫉妬の対象になりにくいという面もあり、さらに小柄な彼女はまさに“ジャニーズ好み”だ。ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長も今田を気に入っているとの情報もある。

 近い世代の「ジャニーズ御用達女優」は、橋本環奈や広瀬すず、杉咲花などがよく筆頭格に挙げられる。最近では、道枝駿佑とのW主演映画『今夜、世界からこの恋が消えても』がヒットを記録し、『消えた初恋』(テレビ朝日系)で目黒・道枝と、『赤いナースコール』(テレビ東京系)でSexy Zone・佐藤勝利と共演した福本莉子や、主演映画『ひらいて』でジャニーズJr.の作間龍斗、Amazonオリジナル映画『HOMESTAYホームステイ)』でなにわ男子・長尾謙杜と、『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(日本テレビ系)で永瀬廉と共演してきた山田杏奈ら“新世代”の台頭も注目を集めているが、今田は知名度が高く、実力と人気も兼ね備えているだけに頭ひとつ抜けていると見られている。

 それゆえに、今回の「原作イメージと異なるキャスティング」と「早すぎる再共演」には、今田がジャニーズ御用達になったことで、ジャニーズタレントが主演するドラマに役柄との相性関係なく起用された結果ではとの懸念も出ているようだ。

 先述の福本莉子は『トリリオンゲーム』にも出演し、目黒演じるハルが立ち上げる会社で、まだ就活中の大学生ながら社長に抜擢される高橋凜々役を演じる予定。今田との「ジャニーズ御用達女優」争いも注目を集めそうな予感で、しかも今田は「原作イメージと異なる」役柄を演じるとなれば、下手をすれば今田の評価を下げかねない。持ち前の演技力の高さでこの状況をうまく乗り切り、ジャニーズ御用達のポジションを利用するくらいの勢いで女優として大きく羽ばたいてくれることを期待したい。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/06/26 21:00
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