“ジャニーズの長男”東山紀之に高まる糾弾の声…過去に「ジャニーさんにやられてこい」発言?
#東山紀之 #ジャニーズ事務所
ジャニーズ事務所創業者の故・ジャニー喜多川前社長による未成年所属タレントへの性加害問題。ジャニーズ事務所は外部取締役を迎えるなど3点を柱とした対応策を発表し、6月17日にはTBS系『報道特集』がついにこの問題を取り上げるなど動きがあるが、一方で「週刊文春」(文藝春秋社)を中心に声を上げる被害者はまだまだ後を絶たない。
22日発売の「文春」には、デビュー前の男闘呼組のメンバーだった元ジャニーズJr.の土田一徳さんが登場した。80年代後半に『毎度おさわがせします』第2シリーズ(TBS系)にメインキャストとして出演するなど活躍したメンバーだったが、退所のきっかけがジャニー氏による性加害行為だったという。合宿所にいたところを襲われ、強く抵抗したところ「ユー! ズルいよ!」と言われたといい、土田さんはそのまま合宿所を飛び出した。するとその後も特に連絡もないまま、翌年、男闘呼組がCDデビューしたのだとか。
この「ズルい」発言の箇所はネットを中心に大きな反響を呼び、ジャニーズ事務所においてデビューをするためにはジャニー氏の行為を受け入れる必要があるという異常な状態だったことが改めて注目されている。
一方、土田さんは、藤島ジュリー景子社長や“ジャニーズの長男”東山紀之の発言についても言及。ジュリー社長は5月14日に発表した公式見解で、叔父の性加害について「知らなかったでは決してすまされない話だと思っておりますが、知りませんでした」と発言していたが、土田さんは「ジュリーさんは知らないって言っているけど、いや、ヒガシ君(東山)、あなたは知ってるでしょうって言いたい。ヒガシ君は知ってるんだから、それで社長が知らないっておかしい」と怒りを見せた。
また、東山が5月21日に『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)にてジャニー氏の性加害問題について触れた際、「(所属タレントの中で)最年長である私が最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには極力待ってもらいました」と話していたことについて、「年長者だとしたら、ちゃんと認めて欲しい。ヒガシ君は一緒に住んでいたわけだから。彼は知っているんですよ、見ているんだもの」とし、「ジャニーズ事務所とヒガシ君は事実を認めて、そこから透明性を持って再出発すればいい」と話している。
「本来ならばジュリー氏が会見して謝罪・釈明すべきところだが、逃げ回っている。外部専門家による再発防止特別チームによる12日の記者会見にも姿を見せず、取材もすべて一律お断りのようだ。結果、代わりにタレントが矢面に立たされるような状況になってしまった」(芸能事務所関係者)
中でも、事務所内で幹部的な立場にあるとみられ、自身が『サンデーLIVE!!』で口火を切るまでは後輩にストップをかけたとした東山に対する非難の声は高まっている。
元ジャニーズJr.でタレント・作家の平本淳也は5月27日に公開された「日刊ゲンダイ」のインタビューの中で、東山について「ジャニーさんの側近中の側近のひとり。常にその意向に沿って『邪魔』を排除し、副社長だったメリー喜多川さんには従順な召し使いでありつづけた。どちらかというと加害者側」と糾弾し、東山が『サンデーLIVE!!』にて「実際に被害を訴えられていることは本当に切実で残念でなりません」などと話していたことについて、「(自分は)性加害など知らない、という厚顔ぶりには呆れてしまいます」とまで言い切っていた。
そして先日、元俳優で格闘家の高岡蒼佑が東山の衝撃的な過去の発言を暴露した。
「ここのところ小栗旬の暴露ネタを連投するなど注目を集めている高岡は、小栗の事務所とジャニーズ事務所だけは二度と仕事をしたくないと嫌悪感を示していたが、それを受けてかジャニーズ関連のタレコミも集まっている様子。14日にInstagramのストーリーズ機能を使って紹介したタレコミには、『自分は昔ジャニーズのバックダンサーしてまして、よく東山さんに飲みに連れて行ってもらいました。いつも冗談で「お前もジャニーさんにやられてこい」って言ってたので、朝の情報番組で東山さんが神妙に話してるの見て、やっぱ芸能人やな~って感心してしまいました』という衝撃的な内容が。これが事実であれば、本人は冗談のつもりだったのかもしれないが、『ジャニーさんにやられてこい』はさすがにとても看過できない暴言であるうえに、何人いるかもわからない被害者を生んだジャニー氏の性加害行為を東山は問題ないと認めていたということで、大問題だろう」(芸能記者)
ジャニー氏による性加害行為は1960年代には週刊誌に取り上げられており、“黙認”してきた関係者の数も相当なものにのぼると見られるが、ジュリー社長が雲隠れを続ければ、今後は“長男”東山に対する告発が相次ぐことになるかもしれない。
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