ジャニーズ“お年玉経費問題”の払拭が目的? 東山紀之が積極的に“お年玉トーク”展開
#東山紀之 #ジャニーズ事務所
これもまたイメージ刷新の一環?
新年早々、藤島ジュリーK.社長名義で「4つの約束」を発表するなど“悪いイメージ”を払拭しようと躍起にみえるジャニーズ事務所。昨年にはジャニーズJr.を統括する子会社ジャニーズアイランドの新社長に井ノ原快彦が就任したことも話題を呼んだが、井ノ原のサポート役に回るなど“幹部級”とささやかれる存在感を見せる東山紀之の発言が注目を集めている。
東山は7日放送の『おはよう朝日土曜日です』(朝日放送)にゲスト出演。翌日に放送される同局制作の主演作『スペシャルドラマ 必殺仕事人』の宣伝のためだったが、その中で恒例ともいえる“お年玉トーク”が展開された。
北村真平アナウンサーの質問に答える形で、「(後輩が多いので)いい金額になりますね、やっぱりね。もともとTOKIOに僕があげたのが最初だと思うんですけど。その時はまだ……5人? 5万円で済んでたんですけど。今ちょっと、とてつもなくなってきましたね」と苦笑した東山。堂本光一とともに演出で関わっているジャニーズJr.の舞台『JOHNNYS’ World Next Stage』や、ジャニーズタレントが勢ぞろいする『ジャニーズカウントダウン』といった年末年始のイベントで会う後輩は200人近くにのぼるという。さらにスタッフにもお年玉をあげていると明かし、「僕は本当に、お年玉のためだけにいま働いてるんです」と言ってスタジオを笑わせた。
しかし、東山のお年玉トークはこれだけに留まらなかった。6日にテレビ朝日本社で行われた『必殺仕事人』の囲み取材終了後には、同シリーズから卒業する共演者の遠藤憲一に東山がサプライズで花束を贈呈する場面があったが、懐からお年玉を取り出してプレゼント。遠藤が「これ入ってるんでしょ?」と疑わしそうに言うと、東山は「もちろんですよ! 自腹ですよ!」とアピールするひと幕があったのだ。
後輩へのお年玉だけで、単純計算で200万円近い出費になるとみられる東山。毎年のこの莫大な出費は、東山にとってもある種の鉄板トークだが、今年はやはり話を聞かされる関係者がざわつく部分もあったようだ。
「昨年末、ジャニーズ事務所と関連会社2社が東京国税局の税務調査を受け、2021年までの5年間でおよそ65億円にのぼる申告漏れがあり、追徴税額はおよそ19億円だったと報じられました。これは計上時期の誤りとされており、悪質とは考えられていませんが、世間を驚かせたのは、2022年までの5年間、所属タレントにお年玉として渡していたおよそ9000万円を“交際費”扱いで会社の経費として計上していたものの、ジュリー社長の個人的な支出と判断され、所得税の源泉徴収漏れにより約4000万円の追徴課税があったとの報道です。この“お年玉を経費計上しようとした”とのニュースがあったばかりだったため、『おはよう朝日土曜日です』の視聴者からは、『お年玉は経費で落ちるんですか?って誰かツッコんでほしい』『お年玉の話、大丈夫なの?』といった声も上がりました。もちろん、東山さんが個人で渡しているだけなら何の問題もないのですが……」(芸能記者)
東山から始まったジャニーズ事務所のこの伝統は後輩にも引き継がれており、KinKi Kidsを始め、多くの所属タレントが後輩にお年玉を渡したというエピソードを毎年のように披露している。
「基本的にタレントがお年玉トークをする際は、東山ら先輩からもらったという話はあっても、“事務所から”もらったという話は聞かない。なのに事務所側が経費計上しようとしていたという話はどうにも不自然。素直に考えれば、東山らが渡していたお年玉を、事務所側が交際費として“補填”していたということでしょう。あるいは、実際には事務所から渡しているのに、これを“先輩から渡している”というエピソードとして話していたということかもしれません。5年で9000万、つまり毎年1800万円ものお年玉を事務所からプレゼントしていたことになりますが、それだけの額を毎年タレントに直接渡していたのだとしたら、タレント側がもっと話題にしていていいはずですからね。そういえば過去には『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で、櫻井翔が“お年玉トーク”について観覧客に説明する際、『事務所のスタッフの方から、お年玉をいただくんですが』と話したこともありました」(同)
昨年ジャニーズ事務所の副社長を退任、退社した滝沢秀明氏が、年始にTwitterのスペース機能を使ってファンらと交流した際、滝沢氏と直接話せたことに感激したファンが「お年玉になった」と発言したのに反応し、「話題のお年玉」とボソリとつぶやいていたことでも注目されたジャニーズのお年玉事情。恒例のお年玉トークは“経費計上”報道で自粛ムードとなるかと思いきや、東山が率先して話すことで“お年玉トークはタブー”の空気は一掃されたようだ。
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