元坂道アナにハズレなし? 原田葵アナ、『めざまし』最短デビューで高評価
#フジテレビ #女子アナ #原田葵
櫻坂46の元メンバーで今年4月にフジテレビに入社した原田葵アナウンサーが、6月19日放送の『めざましテレビ』に初出演。入社から2カ月半での番組史上最速デビューを果たした。
同日の放送では、午前5時台に三宅正治アナから新しい「めざましファミリー」として紹介された原田アナが、「新人アナウンサーの原田葵です。今日からめざましテレビの一員になりました。早くデビューできた分、早く成長できるよう精いっぱい頑張ります」とあいさつした。
原田アナは、毎週月曜の人気コーナー「ココ調」(ココまで調べてみました!)を担当。今回は、ここ30年のヒット商品を調査したが、冒頭で原田アナが自ら「私、原田葵は欅坂46の1期生として15歳でデビュー。去年、櫻坂46を卒業するまで、アイドルとして全力で駆け抜けてきました」と自己紹介し、アイドル時代の写真や映像が流れた。さらに、PVの演出を意識した照明の中で欅坂46のヒット曲「サイレントマジョリティー」を踊る一幕もあり、アイドル時代と変わらないキレキレのダンスを披露した。
これに対し、ネット上のファンからは「まさかサイマジョを踊ってくれるとは」「相変わらずかわいいけど、しっかり声も見た目もアナウンサーになってる」「見事なデビューでした!」などと歓喜の声が殺到。Twitterで「#原田葵」「サイマジョ」がトレンドワード上位に入るなど反響が広がった。
あまりにアイドル時代を強調していたこともあって、一部では「ほとんどタレント扱い」「コネ入社では」といった声もある。だが、アイドル時代をほとんど知らない視聴者からも「元アイドルらしいけど声が聴きやすくていいと思う」「すごく落ち着きがあってリポート上手かった」などといった意見がネット上で目立っており、好意的な見方が大勢を占めているようだ。
実際、新人アナの「デビュー戦」としては合格点。VTRの出だしとナレーションがかぶってしまう小さなミスはあったものの、新人アナとは思えないほど明瞭な発音でアナウンスし、噛むようなこともなく、終始落ち着いて進行していた。
今後、原田アナは毎週月曜に「ココ調」にリポーターとしてVTR出演し、スタジオにもレギュラーで登場。さらに、ニュースの現場ではフィールドキャスターとしてリポートし、当事者へのインタビュー取材なども担当する。新人アナとしては異例の扱いで、局からの期待の大きさがうかがえる。
坂道グループ出身のキー局アナウンサーは、元乃木坂46で日本テレビの市來玲奈アナ(2018年入社)、同じく元乃木坂46でテレビ朝日の斎藤ちはるアナ(2019年入社)に次ぐ3人目となるが、いずれもが「即戦力」となっている。
市來アナは入社から3カ月足らずでテレビデビューを果たし、1年目の秋に人気番組『行列のできる相談所』の3代目アシスタントに抜擢され、現在は『news every.』のキャスターなども務めている。斎藤アナは4月1日の入社と同時に『羽鳥慎一モーニングショー』のアシスタントに就任し、昨年4月からは『グッド!モーニング』の総合司会に起用された。原田アナも同様だが、アイドル時代の経験があるのでカメラ慣れしており、研修期間を短縮できるのでデビューが早まるのだろう。
アイドルが女子アナに転身することについては賛否あるが、市來アナと斎藤アナはそれぞれ局の看板アナクラスに成長しており、実力を疑問視されるようなことはない。原田アナの評価については今後の仕事ぶりいかんとなるだろうが、少なくとも今回のデビューを見る限りは将来有望だ。
アイドルからの転身組3人がすべて「ハズレなし」で局にとってありがたい即戦力になるとなれば、今後さらに「坂道系アイドル→局アナ」の流れは強まっていくかもしれない。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事