小栗旬、「社長就任」も課題山積み…ガーシー、高岡蒼佑との“バトル”で問われる手腕
#小栗旬
俳優の小栗旬が、所属事務所トライストーン・エンタテインメントの代表取締役社長に就任した。今月8日に行われた株主総会で正式に承認され、創業者で前社長の山本又一朗氏は会長となった。
同社は、沢田研二の主演映画『太陽を盗んだ男』などを手がけた映画プロデューサーの山本氏が1993年に創業。小栗のほか、田中圭、綾野剛、木村文乃、間宮祥太朗、坂口健太郎、赤楚衛二、若村麻由美、杉本哲太、miwa、清塚信也ら売れっ子俳優・アーティストが多数所属している。韓国の世界的人気グループ・BTSも、日本での活動においてトライストーンと業務提携している。
小栗は社長就任について、「社長就任を逡巡したこともありましたが、会社の仲間や、お世話になった皆様、また長年支えて下さったファンの方々に、もう少し違う観点からお返し出来ることもあるのではないかと前向きな考えに立ち至り、就任を決心致しました」とのコメントを発表した。小栗は今後、俳優業と社長業の二足の草鞋となる。
「小栗を社長にするという話は以前から出ており、2020年には女性誌からの取材に山本氏が『そんな構想や予定があるのは間違いありません』と認めつつ、経営経験ゼロの小栗に引き継ぐにあたってそれなりの時間が必要とも話していたが、創業30周年という節目のタイミングで社長交代となった」(芸能事務所関係者)
山本氏にとってはようやく小栗に社長の座を譲り渡せたという形だろうが、しかしトライストーンは現在「厄介な問題」を抱えてしまっており、「どう対応するか社長としての小栗の手腕が注目される」(同)という。
同社に所属する綾野は、今月4日に暴力行為法違反(常習的脅迫)容疑などで逮捕されたガーシー容疑者を刑事告訴しており、今後、和解して被害届を取り下げるか、取り下げないまま公判となって証拠調べのために出廷するかの選択を迫られることになりそうだが、公判になった場合、不都合なことになりそうだというのだ。
「ガーシー容疑者はまだ綾野に関するネタを持っていたようだが、暴露しきる前に逮捕されてしまった。また、山本氏のスキャンダルを握っていることも匂わせ、『早く、旬君に社長譲り~や』と社長交代を迫ってもいた。社長交代は成し遂げたものの、逮捕されたことで恨みを募らせているはずで、法廷で“ガーシー砲”をさく裂させそう。となると、綾野の俳優生命が危機にさらされるリスクもあるので、和解が得策のはず。小栗の采配が注目される」(芸能記者)
ただ、すんなり和解に動くかは微妙なところだという。
「綾野さんは長年交際していた佐久間由衣さんと今年1月に結婚したばかりですし、さらなる暴露の被害に遭う可能性のある法廷バトルには消極的な姿勢だったと言われています。綾野さんサイドに立つ所属事務所社長の小栗さんも、すでにガ―シー容疑者からハレンチ写真などを暴露されておりこちらも及び腰だったとか。それでも刑事告訴に発展したのは、今回会長に就任した前社長の山本さんがかなりやる気だからのようです。山本さんは自身も口撃の対象となっていましたが、それ以上に、ガ―シー容疑者が芸能人の暴露活動を始めた頃、芸能事務所の幹部たちが集まる会合の席で自分が何とかすると大見得を切ってしまった。その手前、引くに引けないという話です」(芸能事務所マネージャー)
そしてさらなる問題も飛び出している。小栗の社長就任を見計らったかのように、元俳優で格闘家の高岡蒼佑が突如、小栗やトライストーンに対する批判をInstagramで繰り広げているのだ。
高岡はまず綾野に関して、「剛もコソコソしてないで前みたいに自信持って大胆にしてたらいいのに 同級生として言いたいけど気持ち悪い遊び方してたのは自分なんだから」とコメントしたあと、「頼る時は利用するくせにピンチになると訴えるってどこぞの新社長みたい。吐きそう。トライストーンはこんなのばっかりだな。芝居する時があってもトライストーン ジャニーズは絶対に無理」「トライストーンは人生に関わる事でいくつかあったから無理」「新社長の方が性悪だと思うけど 君たちみたいなのがトップだから日本の芸能界もおかしくなってるのよ」と批判を始めた。
フォロワーから小栗とは仲がいいと思っていたとコメントが来ると、それに返信する形で「昔から信用もし、仲良いとも思い続けてたけど、やっぱり無理だな」「まぁ厳密には嫌いではないけど、あいつは昔から狡賢すぎる。一度根性叩き直された方がいい」と真っ二つ。さらに、「小栗社長には長年、仕事を妨害され続けてきた。この10年で証言も多数集めた」とまで言及したが、これが、高岡が人気YouTubeチャンネル『街録ch~あなたの人生、教えて下さい~』で話した内容と酷似していると話題になっている。
「高岡は同チャンネルで、『すごく有名な俳優さん』と『そこの事務所の社長さん』が、『高岡だけを排除してくれ』などとキャスティング側に高岡を起用しないよう要請していたことがあると暴露。その有名俳優からは『あいつ、(半グレ集団の)関東連合だよ』といった“事実無根”の噂まで振りまかれたとも明かしていましたが、今回のインスタストーリーの連投では、小栗について『俳優仲間や仕事関係者に有る事無い事、吹聴して回っていた』『芸能界中にあいつは関東連合の人間だからと自分(高岡)の事を吹聴していた』とも指摘しており『街録ch』での暴露は小栗と山本会長のことだったのではと注目されています」(前出・芸能記者)
高岡は他にも、小栗が「旬は今スタッフにまで、ケチをつけ出してる」「困ってるスタッフ多数。扱いづらくて仕方ない」として、「裏でなんと言われているのか とんだ裸の王様」と非難したり、田中圭の違法カジノ問題について触れるなど、トライストーンに相当恨みを抱いている様子。こうした発言の数々が訴えられる可能性についても、「法廷で嘘偽りなくトライストーン案件はバンバン証言させてもらえるから 逆に訴えてくれるくらいがちょうどいいかもしれない」と余裕を見せている。
「高岡は『ガーシーさんって芸能界のことに関しては9割5分は事実だと思います』とガーシー容疑者の擁護までする始末。反トライストーン連合として手を組まれたら相当厄介なことになりそう」(同)
新たな船出を切った矢先に次々と荒波が押し寄せている状況の小栗社長だが、この難局を無事に乗り越えることはできるだろうか。
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