トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 『関ジャム』準レギュラーのジャニーズ批判

『関ジャム』から追放される? 準レギュラー出演者が“櫻井翔ブッタ斬り”で注目

『関ジャム』から追放される? 準レギュラー出演者が“櫻井翔ブッタ斬り”で注目の画像
『関ジャム 完全燃SHOW』番組公式サイトより

 ジャニーズ事務所創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題について、嵐の櫻井翔がついに口を開いた。

 月曜キャスターを務める『news zero』(日本テレビ系)にて櫻井は、自身が「問題の責任が問われている事務所」に所属していること、「大きな意味では自分は被害者に見られうる立場」にあることからコメントは難しいとしつつ、「お伝えしたいことの一つは、臆測で傷つく人たちがいる、ということです」と声を震わせながら語り、現役タレント、退所者について憶測で語るのは避けてほしいと訴え、「だからこそジャニーズ事務所は、話したくない人の口を無理やり開かせることなく、しっかりとプライバシーを保護した上で、どのようなことが起こっていたのかを調査してほしい」と伝えた。

 かなり緊張した面持ちで、涙ながらに訴えた櫻井のコメントは大きな反響を呼んだが、これに対する音楽プロデューサーの松尾潔氏のツイートが注目を集めている。

 松尾氏は放送翌日の朝、「昨夜のNEWS ZERO櫻井翔キャスターに感じたこと。憶測の危険性についての熱弁には一定の説得力がありました。ならば次は、憶測の肥大化の一因となる言動をとった藤島ジュリー景子社長に、忖度なき取材を敢行するのはいかがでしょう」と提案し、「あと、放送中に泣くのは不適切じゃないかな。キャスターなら」と付け加えた。

 さらに同日夜には、月曜コメンテーターを務めるラジオ番組『田畑竜介 Grooooow Up』(RKBラジオ)の5月22日放送回の書き起こし記事を紹介すると共に、「エンタメが本籍地のタレントさんがスーツ着てキャスターを務めることの最たる弊害は、その瞬間『報道番組』が見た目そのまま『情報番組』に変態してしまうこと」と、“櫻井キャスター”のあり方に疑問を呈した。

「EXILE、平井堅、CHEMISTRYのほか、SMAP、ジャニーズWESTなども手がけてきた邦楽界の重鎮である松尾氏は、このラジオ番組で以前からこの問題について厳しい意見を披露しており、『創業以来トップは表に出ない』ジャニーズ事務所がその姿勢を変え、藤島ジュリー景子社長が顔を出して謝罪動画を発表したことについては一定の評価をしつつも、『記者会見をすべき』『第三者委員会も必要』と訴えたほか、『この問題は一事務所の不祥事で済まされるものではなく、それを報じるテレビ、さらにメディア全体のあり方が問われている』と指摘。『このタイミングで、朝日、読売、毎日といった大手新聞社、テレビのキー局、さらに音楽業界4団体が共同声明を出すべき』と提案し、さもなければ日本のエンタメ界は終わるといった強い危機感をあらわにしています」(芸能記者)

 その松尾氏といえば、テレビ朝日系の音楽番組『関ジャム 完全燃SHOW』にたびたび出演しているが、一連の発言により、同番組から松尾氏が“干される”のではとの懸念の声が広がっているようだ。同番組は関ジャニ∞のレギュラー番組ということもあって、当然ジャニーズ事務所との結びつきは強く、過去の特集には「プロが選ぶジャニーズの名曲」「ジャニーズのライブって何がすごいのか?」「歴代ジャニーズNo.1ソング」「令和のジャニーズ振付」などもあった。

「松尾氏はこれまで10回以上番組に出演しており、準レギュラーと呼べそうなほど。6月3日放送の『傑作選』でも松尾氏が登場した過去回が放送されたばかりでした。それだけに『ジャニーズからNG指定を食らうのでは』と懸念する声も出ています。実際、8日放送のゴールデンSPには出演していないようです」(同)

 もっとも、ジャニーズ事務所は創業者の性加害以外にも問題が山積みだ。特に昨年からは退所者が相次いでおり、翌年デビュー20周年を迎える関ジャニ∞についても、大きな展開が予想されているという。

「“やらかし”と呼ばれる過度なファンのストーカー行為に悩まされている大倉忠義は、プロデューサー業などの裏方にシフトしていきたい意向で、広瀬アリスとの結婚も視野に入っている。その大倉は2022年に難聴などによりしばらく活動を休止したが、他のメンバーも体調が心配されるところで、最近俳優仕事の多い横山裕は6月1日に体調不良で生放送を欠席したばかり。安田章大も持病のヘルニアに、脳腫瘍の一種である髄膜腫を患って大手術を2017年に行ったうえ、手術の影響による転倒で翌年も全治3カ月の圧迫骨折を経験。また、村上信五はMC仕事が中心ですが、最近は冠ラジオ『村上信五くんと経済クン』(文化放送)での出会いをきっかけに、この4月から農業関連企業の非常勤(事業開発担当)となるなど新たな道も開拓中で、グループ活動中止の可能性がたびたび取りざたされています。業界内ではジュリー社長とのつながりの薄いメンバーが退所ドミノに加わるとの見方も強い」(同)

 松尾氏が『関ジャム』から姿を消すことになるのかも心配されるところだが、放送9年目に差し掛かった『関ジャム』自体も存亡の危機にあるのかもしれない。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2023/06/09 06:00
ページ上部へ戻る

配給映画