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TBS野村彩也子アナ、レギュラー激減…入社2年目と比べ半分以下に

TBS野村彩也子アナ、レギュラー激減…入社2年目と比べ半分以下にの画像
TBS公式サイトより

 TBSの野村彩也子アナウンサーが入社4年目にして正念場を迎えている。才色兼備の「次世代エース候補」として期待される一方、春の改編で担当番組が大きく減少したと指摘されており、今後の路線に注目が集まっているようだ。

 狂言師・野村萬斎の長女として生まれた野村アナは、慶應義塾大学時代に「ミス慶應SFCコンテスト」でグランプリに輝いた美貌の持ち主で、卒業後の2020年にアナウンサーとしてTBSに入社。父譲りの端正なルックスと品のよさで新人時代から注目され、2年目にはテレビ・ラジオ合わせて担当番組が10本という“売れっ子”となった。入社前から父や弟と一緒にCM出演したり、読者モデルとして活動していたこともあって舞台度胸があり、新人らしからぬ即戦力の人材として重宝されたようだ。

 3年目になっても活躍ぶりは変わらず、朝の『THE TIME’』と『THE TIME,』の進行や、隔週出演の『王様のブランチ』など2年目とほぼ変わらない数の担当番組をキープ。アナウンス技術自体は以前から高く評価されていたものの、かつては“噛む”ことも多かったが、この噛みグセも改善されたようで3年目になると安定感が出てきた。番組のメインを務める機会は少ないので派手さはないものの、深夜のお笑いネタ番組『賞金奪い合いネタバトル ソウドリ~SOUDORI~』で身体を張って笑いを取るなど硬軟どちらも対応できる器用さがあり、早くも「次世代エース有力候補」と目された。正直、入社当初は「どうせコネでしょ」「父親が有名だから採用されただけ」といった批判もあったのだが、目を見張るほどの活躍によって、そうした声を封殺したといえる。

 TBSは青木裕子アナ、田中みな実アナ、宇垣美里アナら女子アナの歴代エース級が20代のうちに退社しており、中堅や若手のホープらも続々と局を離れ、人材不足が指摘されている。若手が育たないからか、ベテランの江藤愛アナが体調を心配されるほどフル回転しており、とりわけ女子アナの不足は深刻化していた。最近は宇賀神メグアナや田村真子アナら期待できる若手が頭角を現してきたが、そのさらに下の世代である25歳の野村アナの活躍は「将来のスター」の誕生を予感させた。

 ところが今春の改編後、入社4年目となった野村アナの担当番組は隔週出演の『王様のブランチ』、深夜の『よるのブランチ』、水曜の中継を担当する『ひるおび』、前述した『ソウドリ』、そしてラジオ番組1本で、2年目の半分以下となる計4本に。今月13日に第3弾が放送された『集まれ!内村と◯◯の会』や、不定期放送の『笑える!泣ける!動物スクープ100連発』など特番の進行を務めることはあるが、『THE TIME’』『THE TIME,』や関東ローカルの『プチブランチ』といった番組からこの3月で軒並み“卒業”となり、レギュラー番組がガクンと減ってしまった印象だ。

 野村アナは多数のレギュラーを抱えていた時期に体調不良で番組を欠席したことがあり、健康面に配慮して仕事を絞ったのであればいいが、そうでなければ局からの期待値が下がってしまったのでは……と心配になる。

 以前はあまりに担当番組が多く、ニュース読みからお笑い番組まで幅広すぎたために「バラエティ中心でいきたいのか、報道系でいきたいのか、路線が定まっていない」という指摘もあった。才色兼備の逸材で父譲りのスター性も兼ね備えているだけに、秋の改編以降にじっくりと腰を据えて番組に取り組める環境が整い、改めて「TBSの次世代エース候補」に名乗りを上げることを期待したい。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/05/18 21:00
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