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太田光が“ポスト安住アナ”に浮上? 選挙特番“炎上”にTBSが神経を尖らせたワケ

太田光が“ポスト安住アナ”に浮上? 選挙特番“炎上”にTBSが神経を尖らせたワケの画像
爆笑問題・太田光

 監視されていたのは、クレームや炎上対策だけではなかった?

 爆笑問題・太田光が7月12日深夜放送のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)にて、スペシャルキャスターを務めたTBS系選挙特番『選挙の日 2022 私たちの明日』の裏側を振り返った。

 太田といえば、2021年10月の衆院選特番『選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ』では、小選挙区で落選した自民党・甘利明氏に「ご愁傷様でした」などと発言。れいわ新選組代表・山本太郎氏や自民党元幹事長・二階俊博氏とも一触即発の“舌戦”を繰り広げ、視聴者からは「不快」「失礼すぎる」と炎上騒ぎとなっていた。

 前回を反省してか、今回はおとなしいまま終了。太田は「あの痛ましい事件がなければね、俺は全然、ガーッといく予定だったんだけど。とにかく自分の気持ちがそうならないし、議論なんかする気分じゃないんだよ」と、直前に起きた安倍晋三元総理の銃殺事件で舌先が鈍ったと振り返ったが、番組裏では太田の暴走を阻止するべく、TBS上層部が目を光らせていたという。

「太田によれば、報道局長から直々に、言葉遣いに気を付けるようクギを刺されたそう。太田は『全員のMCいるのに、ほぼ俺一人に。完全に俺だけのための注意事項なんだよ』と苦笑していました」(芸能ライター)

 ここまでTBSが太田の炎上を警戒していたのには理由もあるという。

「昨年10月から朝の情報番組『THE TIME,』がスタート、エースの安住紳一郎アナがキャスターに抜擢されました。しかし、視聴率は上がるどころか、3%台にまで低下。安住アナは週6勤務の上に結果が出ないとあって、最近は『疲れた』『やめたい』とぼやくことが多くなっています。実は、そんな安住アナの“後任候補”として太田の名前が浮上しているんです。太田といえば、先日の『女性自身』7月19日号(光文社)による『嫌いなMCランキング』では2位になっていましたが、裏を返せば注目度が高い表れ。安住アナでも数字が上がらないのであれば、もはや太田くらいの劇薬を飲むしかありませんからね。それでも前回のような炎上騒ぎがあればスポンサー的にも厳しくなるでしょうから、きつく念押しされたのではないでしょうか」(テレビ関係者)

 太田は選挙特番の宣伝のため、7日放送の『THE TIME,』に出演したが、スペシャルキャスターを務めることを安住アナから紹介されると、「助けてくれ!」などと絶叫。安住アナから「男性の大きな声、苦手な人いますから朝の番組やめてください」とたしなめられていた。

「それでも2人の仲は良好で、特番の前には出演するわけでもないのに安住アナが太田を激励に訪れ、『炎上、期待してます』と声を掛けたとか。安住アナもできることなら『THE TIME,』を太田に譲って、週6勤務から解放されたいと思っているのではないか」(前出・テレビ関係者)

 『選挙の日 2022』では生放送中に井上貴博アナから「太田さん、今のところ炎上してませんよ」と言われていた太田だったが、『THE TIME,』出演については視聴者からクレームが入ったという。朝から太田の大声を聞かされれば、嫌でも眠気が覚めそうだが、はたして……。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/07/19 07:00
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