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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 水卜麻美アナ、昇進でフリー転身説消滅か

水卜麻美アナ、「日テレ女子アナのトップ」へと昇進で…“生涯日テレ”で確定か

水卜麻美アナ、「日テレ女子アナのトップ」へと昇進で…“生涯日テレ”で確定かの画像
日本テレビ 公式サイトより

 日本テレビの人事異動が16日に各メディアで報じられ、水卜麻美アナがまもなくアナウンス部の主任に昇進することがわかった。日本テレビの女子アナとして実質トップに立ったといえるポストで、根強くささやかれていたフリー転身説が完全消滅したとの見方が強まっている。

 水卜アナは2019年6月からアナウンス部の副主任を務めていたが、今回の6月1日付の人事異動で辻岡義堂アナと共に主任に昇格。2019年の人事で主任となっていた杉上佐智枝アナは、社長室兼日本テレビホールディングスのサステナビリティ推進事務局へ異動となる。また、新人アナを鍛える「鬼教官」としても知られた大ベテラン、アナウンス部専任部次長の豊田順子アナはアナウンサー職を離れ、アナウンススクールなどを運営する関連会社「日テレイベンツ」に出向する。

 水卜アナは2019年に副主任に就任した時点で「スピード出世」といわれていたが、今回さらに出世したことになる。前主任の杉上アナが水卜アナの9歳年上であることを考えても、異例の早さでの昇進であることがうかがえる。

 水卜アナといえば、オリコンの「好きな女性アナウンサーランキング」を5連覇して殿堂入りするなど、アナウンサーの枠を超えた圧倒的な人気と好感度を誇る。それゆえにたびたび「フリー転身説」が取りざたされ、先日も一部メディアで「フリーになったら推定年間ギャラは2億5000万円」などと報じられていた。

 2019年の副主任への昇進は、局による「引き留め工作」のひとつだったとも指摘されていたが、今回の人事でさらなる昇進を受け入れたということは、水卜アナが現状フリー転身を検討している可能性はきわめて低く、「日テレを辞めるつもりはない」という意思表示とも考えられそうだ。水卜アナが総合司会を務める朝のニュース番組『ZIP!』は今年4月から放送枠を1時間拡大したが、これも水卜アナと日本テレビの信頼関係の強さを表しているといえる。

 実際、水卜アナは2019年に『シューイチ』でのロケの中でフリー転身の可能性を訊かれた際、「人生でフリーになるって本気で考えたこと、1回もない」「(日テレの)アナウンス部の人が好きなので。アナウンス部の人がみんな辞めるって言ったら一緒に辞めます。死ぬとき一緒にいたいですもん。看取られたい、私は」と語っており、2021年にも『スッキリ』の占い企画の中で「私は会社でみんなといるのが、周囲が思ってる100倍くらい好き。みんなと離れたくないから、辞めるなんて考えられない」と“日テレ愛”を語って、独立説をたびたび否定してきた。

 日本テレビは給与体系が変わったことで、待遇面に不満を抱いた有力アナらの退社が相次いだ時期があったが、水卜アナの場合は役職的に相応の収入が得られるはずだ。こうした現状を踏まえると、独立は「ない」と見るのが妥当だろう。

 他局では、テレビ朝日の大下容子アナが局から重用され、メインキャスターを務めていた『ワイド!スクランブル』が2019年4月から『大下容子ワイド!スクランブル』と冠番組になり、2020年には現役アナのまま「役員待遇」に昇進した。また、TBSの安住紳一郎アナは2020年に「局長待遇」となっている。水卜アナも同じように、現役アナとして活躍しながら役員クラスにまで出世しそうな勢いだ。かつて水卜アナは一部メディアで「将来は日テレの社長か」などと、普通に考えたら冗談のような話が伝えられたことがあったが、現在の出世スピードと局内での存在感の大きさを見れば、現実になる可能性がないとも言い切れない。

 水卜アナといえば、3月下旬に俳優の中村倫也との結婚を発表したが、プライベートだけでなく、仕事でも出世街道まっしぐらとなると、公私ともに充実した状態で幸せぶりがさらに加速していきそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/05/16 21:00
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