TBSの「江藤愛アナ頼み」ますます加速 有力アナの離脱相次ぎ…人材不足が問題に
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TBSの“江藤愛アナウンサー頼み”がさらに加速しているようだ。
TBSは、8月19日~27日にハンガリー・ブダペストで開催される『世界陸上』と9月23日から10月8日まで中国・杭州で行なわれる『アジア大会』を生中継するが、両大会中継の総合司会を同局の江藤、石井大裕の両アナウンサーが務めると発表した。
『世界陸上』は25年間・13大会にわたって俳優の織田裕二とフリーの中井美穂アナがMCを務めてきたが、前回大会でそろって卒業。今大会は江藤、石井の両アナが総合司会となり、シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子がスペシャルキャスターを担当する。『世界陸上』は織田&中井コンビのイメージが強く、その後を継ぐのは容易なことではないが、TBSはこの大役に各スポーツ中継での実績がある石井アナと安定感抜群の江藤アナを抜擢したようだ。
ただ、バリバリのスポーツキャスターである石井アナに対し、江藤アナはスポーツ番組のイメージがほとんどなく、今回の『世界陸上』の司会抜擢に唐突な印象を覚える人も少なくないようだ。
江藤アナといえば、入社当初は同期の田中みな実アナ(2014年退社)の陰に隠れている印象もあったが、確かなアナウンス力と愛嬌のあるキャラクターでTBSを代表する女子アナに成長。2021年春には先輩の出水麻衣アナや外山惠理アナらを追い抜いて「エキスパート特任職トップスペシャリスト」という役職にスピード出世した。一般企業でいうと課長クラスに当たり、立場としては管理職扱いになったとみられたが、その後もアナウンサーとしてフル回転している。
現在、江藤アナは月曜日に『CDTV ライブ!ライブ!』、月曜から水曜まで『ひるおび』、木曜と金曜は『THE TIME,』と3本の生番組に出演。当初『THE TIME,』は両日とも進行役での出演だったが、金曜日は昨年9月から不祥事で降板した香川照之に代わってメイン司会のポジションとなった。また、昨年7月には大型音楽特番『音楽の日2022』で総合司会の中居正広が虫垂炎で急きょ欠席となり、ピンチヒッターを担当している。
レギュラー番組だけでも多忙といえるが、香川の後継、中居のピンチヒッター、そして今回の織田&中井コンビの後任と、まさに「困った時の江藤アナ頼み」という状況で局から重用されているようだ。
そのため、SNS上では今回の『世界陸上』起用について、「江藤アナ働きすぎで心配」「TBSは頼りになる女子アナが江藤アナしかいないの?」「江藤アナを酷使しすぎ」といった声が。また、昨年からネット上で江藤アナに対して「以前より痩せた気がする」「細くなったように見えるけど体調大丈夫かな」などと健康面を危惧するコメントも増加している。
TBSは2012末に退社した青木裕子アナや2014年に退社した田中みな実アナら、人気アナが20代のうちに退職してしまうケースが目立ち、中堅や若手のホープらも続々と局を去ったために人材不足が加速。最近は『ラヴィット!』で注目されている田村真子アナや、父・野村萬斎ゆずりの品のよさと美声で人気が上昇している野村彩也子アナら有力な若手が徐々に育ってきたが、まだまだ「局が全幅の信頼を置ける」というほどには至っていない。結果として、経験豊富で人気・実力・好感度の高さを併せ持った江藤アナに仕事が集中していると業界内では推察されているようだ。
男性アナについても、TBSは「安住紳一郎アナを使いすぎ」と指摘されており、特定のアナウンサー頼みになってしまう傾向があるのかもしれない。江藤アナに関しては体調を心配する声も多く上がっているが、TBSとしては人材事情が苦しいという問題もあり、今後も「重用」は続きそうだ。
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