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米倉涼子は連ドラ引退? テレ朝は『ドクターX』諦めて『トラベルナース』にシフトか

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米倉涼子

 大門未知子は今度こそ終了?

 米倉涼子主演のAmazonオリジナルドラマ『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』が17日よりAmazonプライムビデオで配信スタートとなる。

 同作は、第10回開高健ノンフィクション賞受賞の佐々涼子氏の同名小説(集英社)を原作とし、国境を越えて遺体を遺族の元へ送り届ける「国際霊柩送還士」を描くヒューマンドラマ。17日に全6話が一挙配信予定となっている。

 昨年の春から夏にかけて撮影されたというが、主演の米倉は、2019年に低髄液圧症候群(頭痛、めまい、耳鳴り、視力低下、倦怠感などを引き起こす難病)を発症して闘病中でもあり、昨秋には「急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害」によって予定していた主演ミュージカルを泣く泣く降板することになるなど体調面で悩まされているだけに、「お医者さんを演じている時よりも“生”を感じた」とテレビ誌の取材に答えている。

 そんな米倉の「お医者さん」といえば、代表作である『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)。2021年には2年ぶりとなる第7シリーズも放送され、続編のオファーも舞い込んでいたようだが、今のところ首を縦に振る気はないようだ。

「以前から、美脚を見せつけ、入浴シーンもお決まりの『ドクターX』シリーズについてそろそろ限界だと訴えており、特にここ数年は深刻な腰痛に悩まされているため、ハイヒールを履いての長時間の撮影に耐えられないとの事情から、続編はすでに断りを入れたとも報じられています。とはいえ、事務所を独立してスタッフを食わせていかなければいけない事情もある。昨年はNetflixでの主演ドラマ『新聞記者』が配信されましたが、今後はギャラのいい配信作品を主軸にしていくようで、地上波連ドラからの引退が囁かれています」(テレビ関係者)

 米倉にそっぽを向かれた形のテレビ朝日だが、こちらはすでに「ポスト・ドクターX」は用意済みのようで……。

「『ドクターX』シリーズなどが放送されているテレ朝の木曜21時枠ですが、昨年の10月期に世帯視聴率の全話平均12.1%を記録した岡田将生主演の『ザ・トラベルナース』の続編が同じく今年の10月期に内定していると聞きます。同作は、『ドクターX』シリーズの生みの親である中園ミホ脚本で、エグゼクティブプロデューサー、制作会社、音楽など制作チームもほぼ同じ。実際、『一匹狼のフリーランスの女医』が、『フリーランスのスーパー看護師』に変わっただけで、内容は既視感にあふれており、“医療ドラマの水戸黄門”と呼ばれた『ドクターX』シリーズの焼き直し作品として、安心して見られる世界観です。一方で最終回には、岡田演じる歩と、中井貴一演じる静の関係性が明らかになり、突然BL的な要素を匂わせ、視聴者をざわつかせました。医療ドラマは『ドクターX』、バディものなら『相棒』、そしてBLなら『おっさんずラブ』とヒットさせてきたテレ朝ですが、『ザ・トラベルナース』はこの3要素のいいとこ取りですし、『ドクターX』に代わる新たな看板シリーズに、と意気込んでいるようです」(テレビ誌ライター)

 『ザ・トラベルナース』の続編が『ドクターX』級の視聴率を取れば、米倉も対抗心に火がついて復活してくれる……かも?

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2023/03/15 12:00
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