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Aぇ! groupはブレイク間近! ジャニーズの“干され”のほうが人気出やすい逆転法則

Aぇ!groupはブレイク間近! ジャニーズの干されのほうが人気出やすい逆転法則の画像1
ブレイク寸前!(ISLAND TVより)

 毎日のようにあらゆるバラエティ番組に出演している、ジャニーズ事務所所属グループのメンバーたち。なかでも最近、露出を増やしているのが、関西ジャニーズJr.内の6人組・Aぇ! groupだ。

「2019年くらいから、関西ローカルや東海ローカルの番組に頻繁に出演するようになり、さらにここ1~2年の間で全国ネットでの露出が劇的に増えています。代表的なところでは、草間リチャード敬太は『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)でいろいろなチャレンジ企画で活躍しています。福本大晴はクイズ番組にも出ますし、“マッチョキャラ”絡みの仕事もあります。あと最近では佐野晶哉が『ラヴィット!』(TBS系)で美声を披露するなど、幅広い分野の番組に登場。メンバーそれぞれキャラも濃くて、芸達者で、バラエティ番組で“使いやすい”とかなり評判が高いですね」(テレビ局関係者)

 Aぇ! groupがバラエティで重宝されるのは、メンバーたちのポテンシャルあってのこそ。だが、それだけが理由ではないという。

「ジャニーズ事務所のタレントさんの場合、企画によってはオファーが断られることも少なくない。でも、Aぇ! groupの場合はそのハードルがかなり低めなんです。体当たり系なんかもOKですし、ユルめの企画でも意外と出てくれる。たとえば、なにわ男子のメンバーだとNGでも、Aぇ! groupならOKということも少なくない。どんな企画でも自由に使わせてくれるのも、Aぇ! groupのありがたいところです」(同)

 ジャニーズ事務所には、上層部の“お気に入り”のグループやメンバーがあり、彼らはかなり“丁寧に”扱われるという。今であれば、藤島ジュリー景子社長のお気に入りである、なにわ男子がその代表例だとされている。

「Aぇ! groupはつまり、ジャニーズ上層部のお気に入りでは“ない”ということですね。だからこそ、事務所側からの要求も少なく、製作者サイドの意向が通りやすい。ただ、正門良規についてはジュリー社長のスペオキとも言われていて、今後メジャーデビューしたならば、今のように自由な出演交渉ができなくなるかもしれません」(同)

 一方、ジャニーズ事務所では丁寧に扱われるグループやタレントよりも、そうではないグループのほうが大ブレイクしやすいという傾向もある。

「たとえばかのSMAPなどは、完全に事務所内の“干されグループ”でしたが、当時の飯島マネージャーがそこを逆手に取って、バラエティ露出を増やしたことで大ブレイクした格好です。現在ジャニーズ内人気No.1のSnow Manだって、そもそもSixTONESと抱き合わせのような形でのデビューでしたからね。もちろん当時、滝沢秀明副社長の寵愛を受けていたものの、あくまでもSnow Manは“2番手”からのデビューであり、だからこそ形を選ばずメディア露出を増やしたことで、人気につながっていきました。

 逆に上層部の猛プッシュがあったのにブレイクしきれなかったケースとしては、ジャニー喜多川氏のスペオキだった中山優馬が代表的な例。また、Sexy Zoneの佐藤勝利もジャニー氏のスペオキでしたが、現在ではバラエティ露出が多い菊池風磨や中島健人のほうがブレイクしています」(音楽事務所関係者)

 さらに、前出のテレビ局関係者は、Aぇ! group以外にも、使いやすいグループがいると話す。

「美 少年は、ジャニーさんの最後のスペオキグループとも言われていましたが、意外と使いやすい。むしろ、HiHi Jetsのほうがハードルは高めな印象です。バラエティ関係者の間では、次に大ブレイクしそうなのはAぇ! groupと美 少年という印象ですね」

 King & Princeから3人が脱退し、滝沢氏が名付け親であるIMPACTorsの退所が報じられるなど、何かと悲報が多いジャニーズ事務所だが、2023年のAぇ! groupと美 少年にはうれしい動きがあるかもしれない。

 

田井じゅん(エンタメウォッチャー)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

たいじゅん

最終更新:2023/01/21 11:00
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