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キスマイ格差問題、ジャニーズJr.制度限界…2022年8月の人気芸能記事

「日刊サイゾー」で2022年8月に人気のあった芸能ニュース記事を、若手記者Cと中年記者Zでプレイバック!

 

キスマイ格差問題、ジャニーズJr.制度限界…2022年8月の人気芸能記事の画像
前列も後列もないキスマイ

若手記者C 8月も引き続きジャニーズ関連記事が強かった月でした。一番読まれたのはキスマイの格差問題ですね。

中年記者Z キスマイといいセクゾといい、飯島さんはグループ内格差をはっきりつけるの好きだったわけだけど、それが今でも尾を引いているところはあるよね。ただSMAPと違うのは、キスマイの“後列”組は主にバラエティで奮闘してるけど、SMAPは草彅剛にしろ、バラエティでのキャラ付けに成功しただけでなく俳優として覚醒したことが“格差消失”の大きな要因となったことを考えると、キスマイの“後列”組は演技仕事少ないからなぁ。

若手記者C そう考えるとセクゾは松島聡の演技仕事も増えてますし、バランスよくなってきましたね。マリウスは脱退となりましたが……。2022年12月には初のドームツアーを行ったものの、デビュー11年目でのドームは「遅すぎた」という指摘も。

中年記者Z セクゾは波乱万丈すぎるのよ。2011年に平均年齢14.4歳でデビューして、かと思うと2年半後にはマリウスと松島が実質“降格”させられてグループ分裂、中居正広アニキがジャニーさんに直談判してくれたおかげで2015年末にようやく5人体制に戻り……

若手記者C 2015年1月に故・メリー喜多川氏による「SMAPを連れて出て行きなさい」発言が報じられ、水面下でSMAPの独立計画が動いていた時期に中居はセクゾの完全体復活に尽力したと考えると、ドラマがありますね……。

中年記者Z 飯島さんの退社(2016年1月)も決まってただろうから、それまでに軌道修正したかったってのもあるかもね。そこから“ジュリー派”に鞍替えとなり、松島の休養もあり……でも2020年にポニキャンからユニバーサルに移籍する“仕切り直し”があってから、好転していった印象。菊池風磨が殻を破って「許せない!」でブレイクしたのも2020年下半期だし。そんな波乱を乗り越えてのカウコンの「RUN」には泣けたよ……。

若手記者C ジュリー社長にうまく気に入ってもらえたんでしょうか。そんなジュリー社長のお気に入りとされる永瀬廉は、民放初主演ドラマ『新・信長公記~クラスメートは戦国武将~』(日本テレビ系)が大コケでした。

中年記者Z 最終的に世帯視聴率は全話平均4.37%で、平成以降の日テレドラマ歴代ワースト記録を樹立。コア視聴率も2%を切り、TVerもふるわず……という。前期の『金田一少年の事件簿』が不振と叩かれていたのが冗談かのように『金田一少年』を大きく下回ってしまった。まぁウケてた層も中高生中心だったようだし、実際、ノリがニチアサっぽいなんて言われてたし、日曜の夜10時半からという枠が最大の失敗だった気がする。せや一度試しに『キンプる。』とかやってる土曜ひるにジャニーズドラマ枠つくったらええねん。しらんけど。

若手記者C さりげなくジャニーズWESTネタ混ぜないでください。キンプリ関連では、岸優太主演の『Gメン』問題もやはりファンの関心が高かったのか、よく読まれましたね。

中年記者Z 指摘していたとおり、スケジュール問題だったね。コロナの影響で予定どおり撮り終えられず、結局、岸と瑠東監督のスケジュールがすぐに調節つかなかったのか、追加撮影のクランクアップは11月になった模様。10月まで続いたキンプリのツアーの終了まで待ったのかな。8月31日になってようやく2023年夏公開に延期されたことが発表されたわけだけど、いま思うとすぐに延期が発表されなかったのって、退所問題と関係あるよね……。

若手記者C ツアー開始前の6月に退所を申し入れたという報道が事実なら、そこから数カ月は事務所との話し合いが続いてたわけですもんね。『Gメン』公開延期の影響か、岸だけ退所時期が2023年秋になっていますが、『Gメン』が予定どおりに撮影が終わり、2022年の秋に公開されていたら、平野紫耀らと一緒に5月22日退所になっていたんでしょうか……。

中年記者Z そう考えると、裏ではやはり“トラブル”はあったと。しかし、脱退後の5月23日から退所の秋まで、岸くんはどういう扱いになるのかね。『VS魂』をどういう気持ちで見ればいいのよ。打ち切りとかリニューアルになってなければの話だけど。

若手記者C ジュリー社長なら「魂メンバー」の一新なんて余裕でやりそうですけど、美 少年の2023年デビュー説も高まってますし、どうなんでしょう。そんなジャニーズJr.については少年忍者・内村颯太の「滝沢さんは、滝沢さんが作ったグループを推したいのはわかります。それに負けてたら、俺らは一生、上に上がれない」という“滝沢批判”もめちゃくちゃ反響がありました。

中年記者Z これも今思えばだけど、タッキー退社を示唆させる事件だったね。批判した内村はまさかそんなことになるとは思いもよらなかっただろうけど。一部報道ではタッキーはこの頃にはとっくに現場には姿を見せなくなっていたそうだから、内村が某振付師を指導者として仰いで“タッキー派”に宣戦布告できるムードも出来上がってたのかも。

若手記者C 「滝沢さんが作ったグループ」はIMPACTorsのことと思われますが、彼らも退所報道が出ましたし、さらにはジャニーズJr.再編という話もあって、内村の立場も不安定なわけですから、Jr.による批判がどうこうというより、まさに今、「ジャニーズJr.制度の限界」を見ている気がします。

中年記者Z カウコンに出演するデビュー組だけで14組、総勢70名超え。ジャニーズJr.は200名ほどいるといわれていて、ジャニーズJr.内ユニットだけで関西含め10グループ以上、そのメンバーは100名近くいるわけで、どう考えても事務所が抱えすぎなのよ。いい加減のれん分けとか考えてもいい時期だけど、タッキーの辞め方考えるとそういう発想はないんだろうし、2023年は退社・リストラが進むのかもね。

〈2022年7月の振り返りはこちら〉

最終更新:2023/01/01 09:00
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