小栗旬と松潤の共演が目玉? 『紅白』“爆死”ならNHK新会長が来年打ち切りか
#小栗旬 #松本潤 #NHK #NHK紅白歌合戦
視聴率次第では今年が『NHK紅白歌合戦』の見納めになる?
昨年は、2部制となった1989年以降で史上ワーストとなる平均世帯視聴率を更新した『紅白歌合戦』。今年は例年以上に“若者向け”のキャスティングが目立つとされ、「#紅白見ない」がTwitterでトレンド入りしたことも話題となった。
注目を浴びていた中森明菜や松田聖子の出場は空振りに終わり、一方で篠原涼子と工藤静香の出場には首をかしげる人も。また、司会の大泉洋と同じ事務所に所属する福山雅治が大トリを務め、その曲目が季節外れの「桜坂」であることにも失笑が漏れている。
NHK側も焦りが大きいのか、今年は「特別企画」枠での出場が多数。松任谷由実、back numberを始め、年内で活動休止予定の氷川きよし、年内でコンサート活動から引退する加山雄三ら、さらにはYOSHIKI、HYDEらによるスーパーバンド「THE LAST ROCKSTARS」や、桑田佳祐、佐野元春、世良公則らによる特別バンド、28年ぶりの出場になる安全地帯らを揃えた。
その背景には“絶対に失敗できない”状況があるという。
「NHKは前田晃伸会長が来年1月24日に任期満了となり、後任が元日本銀行理事の稲葉延雄氏となることが決まっています。稲葉氏は“報道重視のエンタメ嫌い”とされており、厳格なコストカッターとしても有名。数字が悪く、“国民に支持されていない”と判断されれば、『紅白』に見切りをつける可能性も十分にありえます」(テレビ関係者)
視聴率の前年超えは至上命題となるなか、27日には司会の大泉洋も出演していた大河ドラマ『鎌倉殿の13人』とのスペシャルコラボレーションが発表され、主演の小栗旬のゲスト出演が決定した。
「小栗、大泉、小池栄子など『鎌倉殿』ファミリーによる寸劇があるようで、さらには来年の『どうする家康』で主演する嵐・松本潤が乱入するという演出を予定しているとか。『鎌倉殿』の最終回に松本が徳川家康役で登場していたのもその布石だったのかもしれません。とはいえ、『鎌倉殿』は大絶賛されたとはいえ、全話世帯平均視聴率は12.7%と、昨年の『青天を衝け』の14.1%を下回ってますし、松本主演の『どうする家康』も大河ファンからは不安視されている作品。さほど数字には影響が出るとは思えません」(テレビ誌ライター)
さらに、男女のチームに分ける演出も「そろそろ無理がある」との声が飛び交っている。
「ボーカル始め男性メンバー3人、女性メンバー1人のSEKAI NO OWARIを無理やり紅組に振り分けており、違和感を覚える声が殺到。ジェンダーレスを体現する演出が予定されているというが、だったら紅白に分けること自体がナンセンスで、こうした指摘もNHKには頭が痛い問題。仮に来年以降の継続が決まったとしても、根本からの見直しがあるのでは」(前出・テレビ関係者)
大物が続々と「特別企画」枠で出場決定となったことでやや風向きが変わりつつあるが、一方で特別企画の乱発にも疑問の声が上がっている『紅白歌合戦』。いっそのこと気持ちいいほどの“爆死”となれば、おもいきったリニューアルもできそうだが……。
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