滝沢秀明退社の影響? タッキー肝いりジャニーズJr.「IMPACTors」の“処遇”が波紋
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やはり“滝沢派”の居場所はないのか……?
11月1日、ジャニーズ事務所の副社長で、関連会社ジャニーズアイランドの社長だった滝沢秀明氏が退任・退社したことが発表された。突然の退任劇にさまざまな憶測が飛び交う中、滝沢氏肝いりとされるジャニーズJr.の“処遇”に注目が集まっている。
2018年にジャニーズJr.の公式YouTubeチャンネル「ジャニーズJr.チャンネル」がスタートした。ジャニーズJr.の7グループが各曜日を担当、毎日更新されるというこのチャンネルは、今ではチャンネル登録者数186万人、総再生回数2億回を誇る。デビューを目指すジャニーズJr.にとって重要なメディアであり、ここに選ばれた7グループが事実上の「次のデビュー候補」だと考えられている。
そしてジャニーズJr.だったTravis Japanが10月にメジャーデビューを果たし、「ジャニーズJr.チャンネル」からの卒業が確実となったため、Travis Japanが担当していた木曜日をどのグループが引き継ぐのか注目が集まっていたのだが、Lil かんさいが担当することが11月22日に発表され、ファンの間で議論を呼んでいる。
「22日夕方にアップされたリトかん(Lil かんさい)の動画で『重大なお知らせ』があり、12月から木曜を担当することになると発表。関西ジャニーズJr.は昨年1月から火曜日を担当しており、当初はなにわ男子、Aぇ! group、リトかんの3グループ持ち回りでしたが、デビューの決まったなにわが昨年10月に卒業。関東組のトラジャ(Travis Japan)の後任は関東組になるだろうと思われ、2018年結成のJr.SPか、2020年結成のインパク(IMPACTors)あたりだろうと見られていただけに、賛否の声が相次いでいます。関西組が火曜しかなかったため、関西組の枠が増えるのは当然とする声がある一方、リトかんは持ち回りとはいえすでにチャンネルに出演していただけに『今までどおり火曜日じゃダメなの?』という声も。特に、滝沢氏が命名したインパクは露出が増え始めていただけに、トラジャの次はインパクだろうと考える人が多かったようで、衝撃も大きいようです」(アイドル誌記者)
7人組のIMPACTorsは、2020年10月16日の『ミュージックステーション』2時間スペシャル(テレビ朝日系)の生放送の中でグループ名が明らかになるという鮮烈なデビューを果たし、昨年9月には明治の「TANPACT(タンパクト)」シリーズのCMに抜擢された。
impact(衝撃)とactors(俳優たち)を掛け合わせて命名されたというだけに、メンバーの佐藤新は今年『高良くんと天城くん』(MBS)でドラマ初主演を経験したほか、今期もっとも話題のドラマ『silent』(フジテレビ系)にも出演中。『silent』といえばSnow Man・目黒蓮が出演しているが、目黒主演の映画『わたしの幸せな結婚』(2023年3月17日公開予定)への出演も決まっている。基俊介も、舞台との連動企画となる放送中のドラマ『ぴーすおぶけーき』(日本テレビ系)で主演を務めているだけでなく、SixTONES・ジェシー主演の『最初はパー』(テレビ朝日系)にも出演中だ。
他にも、10月に放送された『アイ・アム・冒険少年』2時間スペシャル(TBS系)で、Snow Man・向井康二のイチオシとして椿泰我と鈴木大河が無人島からの脱出企画に挑戦するなど、メンバー個々の活躍も目立ち始めているIMPACTors。この『アイ・アム・冒険少年』ではグループ名が発表された経緯について、『ミュージックステーション』の本番10分前に呼ばれて知らされたと、再現を交えつつ明かし、滝沢氏に「親孝行しろよ」と言われたというエピソードも紹介。生粋の“滝沢派”ぶりがうかがえたばかりだった。
「滝沢さんの突然の退任劇の背景には、“滝沢氏が名付け親となったあるグループ”の単独コンサートが秋に決まっていたものの、8月下旬になって、新型コロナ感染者数の増加を理由に、上から急に白紙撤回されたことが原因だとする報道もあり、このグループはインパクのことだと見られています。ちょうど8月中旬には、少年忍者の内村颯太がコンサート中のMCで『滝沢さんは、滝沢さんが作ったグループを推したいのはわかります。それに負けてたら、俺らは一生、上に上がれない』と発言し、滝沢批判ではと物議を醸しましたが、インパクの単独公演が決まっていたのなら内村の発言も理解しやすいですよね。
関ジャニ∞・大倉忠義を“お気に入り”にしているとウワサされる藤島ジュリー景子社長は、大倉が関西Jr.の面倒を見ている影響か、なにわ男子を筆頭に近年“関西びいき”に傾いているとされ、ジャニーズJr.チャンネルの関西枠が増えたのも納得ですが、滝沢さんがいればこうはならなかったのではとの声も。インパクの単独公演は実現しなかったのに、9月にAぇ! groupの単独公演は開催されたのも、“ジュリー派かそうでないか”が影響したのではとの見方が出ていますからね。インパクは、東西ジャニーズJr.の人気グループが集結する『東西ジャニーズJr. Spring Paradise』への出演が決まっており、来年3月に大阪公演、来年5月に東京公演となっていますから、一部のファンが危惧しているような“干されている”状況ではないとは思いますが、今後、“滝沢派”のジャニーズJr.が以前ほどの活躍を見せられない可能性はあります」(前出・アイドル誌記者)
本人は報道を否定しているとはいえ、滝沢氏はすでに新事務所を設立しており、IMPACTorsが合流を図るのではないかとの見方も変わらず強い。ジャニーズJr.には来年3月31日より、22歳になって最初に迎える3月31日の時点でマネジメント契約継続について双方合意しない場合は契約満了・退所となる「定年制度」が導入されることが決まっており、メンバー全員がすでに22歳を超えているIMPACTorsを筆頭に、脱ジャニーズの大きな動きはこのタイミングで起こるとも囁かれている。来春には滝沢氏不在のジャニーズ事務所が目指す方向性がはっきりと目に見えることになるかもしれない。
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