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木村拓哉、“ジュリー派”にはなれず? 月9復帰も「出世コースから外れた」と囁かれるワケ

木村拓哉、“ジュリー派”にはなれず? 月9復帰も「出世コースから外れた」と囁かれるワケの画像
木村拓哉(写真/Getty Imagesより)

 木村拓哉が主演するフジテレビ系スペシャルドラマ『教場』シリーズが連続ドラマ化し、来年4月に『風間公親 教場0』として月9枠で放送されることが発表された。木村の月9主演は2014年放送の『HERO』第2シリーズ以来、およそ9年ぶりとなる。

 木村は、明石家さんまとの正月特番『さんタク』の収録を明かす10月26日のInstagram投稿で風間を思わせるグレーヘアを披露しており、「教場の撮影?」「また教場やるのかな?」とファンをざわつかせていたが、11月10日になって「やっと皆さんに言える! もう既に髪の色でピンときてる方が多いかもしれませんが、“風間公親ー教場0ー”として撮影に取り掛かります! お楽しみに!」と正式に報告した。

 木村といえば、11月6日に開催された「ぎふ信長まつり」にスペシャルゲストとして出演。目玉となる騎馬武者行列で織田信長役を務め、岐阜市の人口を上回る46万人が押し寄せるなど、そのスターぶりを改めて知らしめた。

 来年1月には木村が織田信長役で主演する東映70周年記念映画『レジェンド&バタフライ』(2023年1月27日公開)の公開を控え、春にはメインキャストのひとりを務める国際ドラマ『THE SWARM(ザ・スウォーム)』(Hulu)の配信、そして4月からは月9主演と、年末から来春にかけて木村の露出ラッシュが続くと見られるが、一方でこのところジャニーズ事務所は大揺れ。滝沢秀明氏の突然の副社長退任に続き、若手の看板グループであるKing & Princeから平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人の脱退・退所が発表された。

「滝沢氏は、ジャニーズJr.の育成を主に担当する子会社ジャニーズアイランドの社長も務めていたが、後任は元V6の井ノ原快彦に。ジャニーズは、かつて事務所の幹部候補と目されていた“長男”の近藤真彦も昨年4月に退所。東山紀之は“次男”、そして気が付けば木村は“三男”のポジションとなっていたが、ふたりの頭を一気に越す形で、年下の井ノ原が社長に就任となった。芸能界を引退して完全な裏方に回った滝沢氏はまだしも、井ノ原は芸能活動を続けながらの二足のわらじ。東山と堂本光一(KinKi Kids)が井ノ原をサポートするというが、その体制なら木村が社長となってもおかしくはなかったはず。

 そもそも木村は、SMAP解散騒動の際にひとりだけジャニーズに残り、将来の幹部候補と目されていた。妻の工藤静香は故・メリー喜多川さんと良好な関係を築いていたから実際にその可能性も十分あったが、木村一家と藤島ジュリー景子社長とはそれほど密接な関係ではない。今回の人事により、木村が“ジュリー派”にはなれておらず、出世コースから外れたのではと業界内では囁かれています」(芸能関係者)

 思い起こせば、SMAP解散のきっかけは、マネージャーだった飯島三智氏とジュリー氏の派閥争いがクローズアップされたことだった。芸能記者が言う。

「ジュリー氏は自分が手がけているタレントを徹底的に押すタイプ。そのため、故・ジャニー喜多川シンパの滝沢氏や平野紫耀とは考え方も違い、良好な関係とは言えなかった。木村に関しても、ジュリー氏の中ではいまだに外様の“飯島派”ということなのでしょう」

 主演俳優として前線に立ち続けている木村だけに、社内政治や幹部に興味がなく、俳優業とたまの音楽活動をマイペースに続けていきたいだけと思いたいが、はたしてその心中は……。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2022/11/17 12:00
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