二宮和也、『ラーゲリ』は大成功へ? 「6年半の闇」を脱して来年は「本気出す」か
#二宮和也
嵐・二宮和也が、MCを務める冠レギュラー『ニノさん』(日本テレビ系)で「12月から運気が絶好調になる」と占われたことで、同時期に公開する主演映画の動向が一層、注目を集めている。
10月16日放送回には、同日よるに主演ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』がスタートする清原果耶がゲストに登場。清原はまだアミューズに所属したばかりの2015年、13歳のときに『アミューズオーディションフェス2014』でグランプリに輝いたスターの卵として『ニノさん』に出演した過去があり、また同番組にレギュラー出演しているSexy Zone・菊池風磨とも今年ドラマで共演したばかりということもあり、バラエティが苦手と言いながらもリラックスした表情で番組を楽しんでいた。
二宮に「ニノさん出身の第一号のスター」と言わしめた清原は、番組内でいま一番会いたい人としてゲッターズ飯田をチョイス。「Seventeen」(集英社)の企画でモデル全員が占ってもらう企画があり、2021年の運勢が1位と言われたことがあるのだという。それがNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の主演を務めた年だったこともあり、改めて占ってもらいたいということでゲッターズ飯田が登場。「年末から来年、さらに運気がよくなる」「年明けて早々、多分、海外から映画のオファーが来る」という結果に、清原は上機嫌に。
続けて今度は二宮の運勢が占われた。ゲッターズ飯田によれば、二宮は「ここから運気絶好調」で、「12月ぐらいから絶好調が始まりまして、来年いよいよ二宮さんが本気になります。一番輝くし、一番才能が評価されるので、今までと次元が変わってくる」という。「じゃ、来年もお金いっぱいもらえる?」と二宮がふざけながら質問すると、「お金のことでいうと、今までの比じゃないぐらいもらえます」と太鼓判を押され、二宮は大喜びとなった。
二宮と12月といえば、12月9日に公開予定となっている主演映画『ラーゲリより愛を込めて』だ。
「講談社ノンフィクション賞などに輝いた辺見じゅんによるノンフィクション『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文藝春秋)を基にした作品で、二宮の俳優としてのキャリアの転機となったクリント・イーストウッド監督のハリウッド作『硫黄島からの手紙』(2006年)のような、人間ドラマを主軸とした戦争映画。北川景子、松坂桃李、桐谷健太、安田顕、さらにSexy Zoneの中島健人と華やかなキャストを迎え、東宝の鼻息も荒い」(映画ライター)
東宝以上に『ラーゲリ』の大ヒットに期待しているのがジャニーズ事務所だという。今夏に公開した主演映画『TANG タング』が、その公開規模からすると大不振と言える結果に終わったからだ。
「夏休み、しかもお盆期間という絶好のタイミングの封切りで、全国356館という大規模公開だったにもかかわらず、興行収入は8億円にも達しなかったと見られています。嵐がブレイクしてからの2008年以降、二宮の主演映画は常に興収10億円を超えていましたが、ついに下回ってしまった。原作となる海外小説をうまく翻案できず、ストーリーにツッコミどころが多い上に、ファミリー向けを打ち出しながら、親世代へのアピールに変な色気を出してしまったためか、結果的に大人向けなのか子ども向けなのかよくわからない中途半端な内容になったのが不評の理由でしょう。さらに、ひと足先に公開していたなにわ男子・道枝駿佑の『今夜、世界からこの恋が消えても』は10億円を突破しており、親子ほど年の離れた後輩にも差を付けられてしまいました。
10月1日放送の『オールスター感謝祭』(TBS系)のアーチェリー企画で二宮は活躍していましたが、あれは『ラーゲリ』のプロモーションでの出演。公開までまだ2カ月以上あるなかで早くもテレビでの宣伝を始めているあたり、事務所の焦りが感じられますね」(芸能記者)
そういえばゲッターズ飯田は、二宮のこれまでの運勢について「6年半の闇にいて、よくなかった」と評していた。
「ドラマこそ2018年の『ブラックペアン』、そして今年の『マイファミリー』と、TBS日曜劇場での主演作が成功はしましたが、主演映画となると、『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』(2017年)と『浅田家!』(2020年)はどちらも興収10億円強。かつては20億円以上の大ヒットを連発していたのと比べると、ヒットの規模感が寂しくなっていた。それに、嵐の活動休止に入る前に結婚を強行したことでアンチも増えてしまいました。その意味では“闇”の期間だったのかもしれませんね。そういえば、二宮が現在の妻とのお泊り愛が報じられたのが、6年前の2016年のこと。そしてその1年後には嵐の活動休止の話し合いも始まりましたから……」(同)
ゲッターズ飯田の占いが正しければ、12月公開の『ラーゲリより愛を込めて』は大成功となりそうだ。ジャニーズ事務所はほっと胸を撫で下ろすことになりそうだが、さらに気になるのは、「一番才能が評価される」ようになるという来年。
「これまでと次元の違う活躍をするとなると、やはり海外進出でしょう。ジャニーズは、山下智久が出演した『THE HEAD』を足がかりに、木村拓哉が出演する『THE SWARM』、中島健人が出演する『Concordia(仮題)』と、Hulu Japanとのタッグで海外作品にタレントを続々とねじ込んでいますが、いよいよ“ハリウッド俳優”である二宮を投入するのでは。
気になる英語力ですが、以前に番組の企画で外国人記者との記者会見に通訳なしで臨むというドッキリでは、ボキャブラリーや流暢さには欠けるものの、ちゃんと相手の質問を理解し、自分の言葉で話せていました。また、今年の正月ドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』(フジテレビ系)ではイタリア語に挑戦しましたが、セリフを録音したものを何度も繰り返し聴いたり、共演者のイタリア人に熱心に発音を確認するなどして、完璧に仕上げてきました。もともと耳もいいのでしょうし、あのコミュニケーション力ですから、それこそ“本気”になれば英語での演技もまったく問題ないでしょう」(女性誌記者)
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