二宮和也、嵐の活動休止でさらに多忙を極め…「ジャにの」後輩メンとの絡みで真価を発揮

　YouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』のメンバー、二宮和也（嵐）、中丸雄一（KAT-TUN）、山田涼介（Hey! Say! JUMP）、菊池風磨（Sexy Zone）の4人が、今年8月27、28日に放送される日本テレビ系『24時間テレビ45』のメインパーソナリティーを務めることが発表された。

　ジャにのちゃんねるの企画立案者である二宮は現在、精力的に仕事に取り組んでいる。放送中のTBS系日曜劇場『マイファミリー』で主演を務めるほか、6月17日にはソロアルバム『○○と二宮と』を嵐のファンクラブ会員限定で発売する。それに加え、『ニノさん』（日本テレビ系）、『BAY STORM』（bayfm）といったレギュラー番組を抱え、そのうえでYouTuberとしても活動しているのだ。

　リーダー大野智の芸能活動休止を理由に、2020年いっぱいで活動休止した嵐。当初は二宮についても、仕事量を減らすのではないかという声もあった。

「二宮は2019年11月に結婚を発表し、嵐活動休止後の2021年3月に第一子が誕生しています。それまで嵐としてかなり忙しく活動してきた二宮にとっては、プライベートを充実させるいいタイミングでもあったはず。それこそ、ジャニーズとしてはまだめずらしい“育児休暇”のために、大野同様、芸能活動を休止する可能性も指摘されていました」（ベテラン芸能記者）

　しかし、実際にはその逆だった。2021年4月に『ジャにのちゃんねる』を立ち上げ、より自由な活動を開始した。

「YouTubeもソロアルバムも、嵐が活動している間は絶対に実現できなかったこと。つまり、嵐が活動休止になったことで、二宮は本当にやりたいことができるようになったというわけです。もちろん、活動休止を寂しく思っている嵐のファンに向けたサービスという側面もありますが、それ以上に自由を手に入れたことの充実感が大きいはず。俳優仕事にしたって、嵐の活動休止前は、嵐を優先させるためにセーブしていたところもあったでしょう。しかし、そういった制約がなくなり、どんどんいろんな仕事を引き受ける体制になったのだと思います」（同）

　バラエティータレントとして、周囲からの期待も大きい。

「ジャにのちゃんねるもそうなんですが、二宮さんは後輩のジャニーズと絡むと、より面白くなる（笑）。後輩ジャニーズが二宮さんとの絡みの中でさまざまな魅力を発揮することも多いですし、バラエティーでももっとそういった面を出してほしいという制作スタッフも多い。それこそ今回の『24時間テレビ』への期待も大きいですし、ここを足がかりに、さらに出番が増えていく可能性もありそう。それこそ、中居正広さんのような存在になっていくかもしれないですね」（テレビ局関係者）

　二宮の真の飛躍は、むしろこれからなのかもしれない。

田井じゅん（エンタメウォッチャー）

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

たいじゅん