沢口靖子『科捜研の女』が存続に向けて随所にテコ入れ…気になる「どもマリ」の行方
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沢口靖子主演の長寿ドラマシリーズ『科捜研の女』(テレビ朝日系)が木曜20時から火曜21時に枠移動。10月18日より『科捜研の女 2022』として再スタートを切る。
1999年のスタート以来、現行連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し続けてきた同シリーズは、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした研究員たちが専門技術を武器に事件の真相解明に挑むというストーリー。
「放送から20年以上続いている長寿ドラマとあって、いまだに根強いファンを抱えているものの、近年は視聴率が伸びず、昨年9月の映画化を花道に終了との報道も飛び交っていました。実際、終了の話は出ていて、4月に最終回を迎えたシーズン21でもシリーズ終了を思わせる演出がありました。今回の枠移動はいわば“追試”ということでしょう」(テレビ関係者)
なんとかドラマを継続させるべく、今作では随所にテコ入れが見られる。
「まずは新キャラです。シーズンを通じてマリコの前に立ちはだかる史上最強の敵として、石黒賢演じる孤高の天才物理学者・古久沢明が登場。科捜研側には小池徹平が君嶋直樹役で新加入。仕事と家庭のバランスを大事にする“イクメン”という設定からは、女性視聴者を増やしたい思惑が見て取れる。石黒扮する古久沢とは元同僚という設定も、ドラマに深みを与えることが期待されます」(前出・テレビ関係者)
そして、新生・マリコは艶気がパワーアップ。公開されたメインビジュアルでは、近未来を連想させる光の渦をバックに、前髪をアップしクールな雰囲気をまとったマリコが頬杖をついてこちらを見つめている。
「これまでのシリーズよりも“お色気”に振って、メイン層である中年男性をさらにメロメロにする作戦です。以前なら胸元はインナーでガッチリ隠れていたのが、今回は肌見せ部分が多くなっている。沢口は米倉涼子を密かにライバル視しており、ミニスカ衣装もいとわない。彼女の美脚にも視聴者は目を奪われそうです」(前出・テレビ関係者)
「軽やかに生まれ変わる」とされている『科捜研の女 2022』で気になるのが、内藤剛志演じる土門薫刑事とマリコの「どもマリ」の恋の行方。仮に今シリーズで終了が決定された場合には、衝撃の結末も予定されているというのだ。別のテレビ関係者が明かす。
「『科捜研ファン』としては、土門刑事とくっつくのか、それともくっつかないのか、その結末はどうしても見届けたいところ。脚本家には、局側から“絶対に盛り上がるラストを”との注文が入っているといい、まだいちアイデア段階ではあるものの、“マリコと土門が結ばれた後に土門が殉職”というプランも温められているとか」
いずれにせよ、今後があるかは視聴率と評判しだい。『科捜研』は見事「継続」を勝ち取ることができるか。
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