参院選「タレント候補」、各党が口説き続けるも松岡修造が固辞する裏事情
#松岡修造 #参院選
7月10日投開票予定の参議院議員選挙。すでに候補者は各地で街頭演説を展開しているが、参院選ならではの注目は数多く出てくるタレント候補たちだ。
衆議院選挙と違い、参議院選挙は比例区の投票において、候補者名でも政党名でも投票ができ、候補者名を書いても政党の得票数として数えられる。そのため各党は有権者がより知っている著名人を担ぎ出すことで比例区を有利に進めようと、参院選はタレント候補の出馬が多くなる傾向にあるのだ。
「今回もっとも注目度が高そうなのは、元おニャン子クラブのメンバーでタレントの生稲晃子。自民党公認が予定されています。他にも、元SPEEDメンバーで現参議院議員の今井絵理子や、自民党所属で元女優の三原じゅん子など。立憲民主党の蓮舫は今回で4期目を目指すとされています。また元陸上女子マラソン日本代表の松野明美も日本維新の会から出馬します」(全国紙政治部デスク)
男性に目を向けても日本維新の会から立候補予定の歌手・俳優の中条きよしをはじめ、元プロ野球選手の青島健太、お笑いコンビ・浅草キッドの水道橋博士などが顔を揃えるが、各党が「何とか入ってもらえないか」と長年口説こうとするも牙城が崩れない元人気アスリートが1人いる。
「元プロテニスプレーヤーの松岡修造です。彼には参院選だけでなく衆院選でも度々出馬候補として水面下で打診をしていますが、一向に首を縦に振りません。爽やかで、かつ熱血漢のイメージは、政治家にとってもっとも欲しいキャラクターのひとつです」(前出関係者)
しかし、松岡は今の仕事が好調だ。
「テレビ朝日系の『報道ステーション』をはじめ、同局のスポーツ特番では軒並みキャスターとして起用されています。CMの単価は1本約5000万円が相場。某与党は水面下で公認プラス長官ポストを準備すると迫ったが、けんもほろろだったといいます」(在京テレビ局社会部デスク)
さらに松岡の前に立ちはだかる難敵がいる。
「1歳年上で元テレビ東京アナウンサーの惠美子夫人の存在です。1998年に松岡と結婚後は表舞台にあまり出てきていませんが、内助の功で松岡をしっかりとサポートしています。そのため松岡も夫人には頭が上がらない。3人の子どもを育て、堅実な考えの夫人は、当然のように夫の政治家転身など頭にありません。百戦錬磨の与党幹部でさえ、この夫婦を口説くのは困難でしょう」
今回もタレント候補に松岡の名前が挙がらなかったのも納得だ。
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