スピードワゴン井戸田潤、クリーンキャラ&“神対応”で「再ブレイク」へ?
#井戸田潤
お笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤。近年は漫談ネタを軸にしたキャラクター「ハンバーグ師匠」をYouTubeでも展開しており、2019年に開設した『ハンバーグ師匠チャンネル』は登録者40万人、総再生回数8100万回を超えるなど人気だ。
相方・小沢一敬のボケに合わせて「甘~い!」と叫びながらツッコミを入れるネタを披露し『M-1グランプリ』決勝に進出したのは2002年、2003年のこと。プライベートでは2005年9月に女優・安達祐実と結婚、一児をもうけたが4年後には離婚した。しばらくは自虐ネタをバラエティ番組で語り、最近も8日に放送された『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)で、ある晩、酔っぱらった勢いで元妻と暮らした家の扉の鍵を開けようとするも解除されることなく現実を思い知った、というエピソードを語ったばかりだった。
そんな井戸田が今、地元・名古屋のテレビ業界関係者の間で「再ブレイクの兆しを見せている」と評判だという。
「ピンでレギュラー出演している全5番組のうち、3番組は名古屋のテレビ局が制作しており、収録の度に地元へ帰っています。特に朝の情報番組『ドデスカ!』(メーテレ)への出演歴は長く、スポーツコーナーも担当。大好きな中日ドラゴンズの選手への体当たりインタビューは好評です」(在名テレビ局関係者)
ひと昔前は東京で爆発的に売れた芸人が地元でレギュラー番組を持ち始めると「都落ちした」と揶揄されることも多かったが、当時から井戸田の態度は「スタッフの要求にも丁寧に対応していた」という。結果、今春からNHK名古屋放送局でもレギュラーを獲得した。
「毎月末の金曜日の夜、生放送の『東海ドまんなか!』へのレギュラー出演しています。これで前後に他局での番組出演も可能になりましたが制作費削減の今、井戸田さんは2本以上の仕事が名古屋であった場合、東京との往復交通費は『折半で構いません』と二重取りをしないのです。また宿泊費も『ギャラに含めてもらえれば』と断って実家に帰る徹底ぶり。番組のお財布に優しいタレントとして重宝されるようになった」(同)
地方で収録する番組にやってきた人気タレントは芸能メディアの目を盗んで羽を伸ばすことも多いが……。
「井戸田さんは接待を伴う飲食店での接待や、合コンなどの開催要求もない。名古屋ではかつて、別の大手芸能事務所所属の芸人が名古屋に来るたびに局関係者へ“過剰接待”を求めていた時期があり、皆が頭を悩ませていた。井戸田さんならそうした心配もないので、お互い気持ちよく仕事ができる」(同)
コンプライアンス遵守やテレビの制作費削減が求められる中、クリーンかつスタッフへの“神対応”を行なうタレントが業界人気を得るのは必然と言えるだろう。
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