NHK「お家騒動」で…今年の『紅白』司会は桑子アナに?
#NHK #桑子真帆 #林田理沙
NHKが揺れている。
10日に発売された「文藝春秋」6月号(文藝春秋)で、NHK職員有志一同による「前田会長よ、NHKを壊すな」と題したリポートが公開された。「NHKはかつてない危機に瀕しています。私たち職員は、以前のような取材や番組制作への意欲を持つことができない状況に追い込まれ、人心は荒廃し、職場には重苦しい雰囲気が漂っています」という文から始まるこのレポートは、同局の前田晃伸会長による「あまりに強権的で杜撰な改革」を批判するというもので、12日に「文春オンライン」にて配信された影響もあり、大きな反響を呼んだ。
この報道に対して、前田会長は12日に行った定例会見で、「ほとんどが事実無根。それを記事にしたということで誠に遺憾に思います」と反論し、「かなり間違いが多い」と指摘。記事内で『紅白歌合戦』が打ち切りの方向で進められており、前田会長が執行部に「終わらせる」と話したという部分についても、「終わらせるか終わらせないかはこれから考えるけれど、『終わらせる』と言ったことはございません。ですからまったくの虚偽報道です。私が『紅白をやめる』とか『打ち切る』と言ったことは一度もありませんし、指示したこともございません」と説明した。
前田会長は、みずほフィナンシャルグループの社長、会長を経て、2020年1月にNHKの第23代会長に就任した。同局の関係者は声を潜めてこう語る。
「ウチの局の会長は外部から招へいする形なので、内部からの反発が出るのはよくあることです。外の世界から来た人たちにすれば、高収入の上に労働環境や福利厚生の面でも破格な待遇を得ているNHK局員はぬるま湯に浸かってるように思えるでしょうし、改革に着手したいと意欲を見せるのも分からないではない。逆に局員たちは自分たちの利権を守るのに必死ですからね。ただでさえ、昨今は局に対する風当たりも強くなっていますし」
同誌の記事はこうした背景もあって、前田会長の任期が来年1月で切れることも踏まえたうえで、その2期目続投をけん制する意味合いも含めた“反前田会長派によるリーク”というのが局内の大方の見方という。そのあたりを意識しているのか、前田会長は会見で2期目続投について訊かれた際には「もう77歳を超えましたので、そんなばかなことは考えません」と否定していた。
そして、今回の騒動は『紅白歌合戦』の司会にも多大な影響を及ぼすと見られているという。
『紅白歌合戦』の司会といえば、これまで「総合司会」「紅組司会」「白組司会」と分けられていた呼称が昨年から「司会」に統一された。昨年の司会は、大泉洋が続投となったほか、川口春奈が初担当、同局の和久田麻由子アナウンサーが2年ぶり2回目となった。
長らく男性芸能人、女性芸能人とともに局アナが司会を務める形が定着しており、ここ5年では2017年、2018年、2020年を桑子真帆アナが、2019年と2021年を和久田アナが担当していたが……。
「和久田アナは夏に出産を控え、産休に入ると一部で報じられており、今年の『紅白』司会は大本命の桑子アナと、今年4月から『NHKニュース7』のキャスターに就任した林田理沙アナの一騎打ちと目されていました。林田アナは2014年入局の若手ですが、東京藝術大学大学院の音楽研究科で学び、『星野源のおんがくこうろん』や『みんなのうた60』といった音楽番組も担当。アシスタントを務めると出世すると言われる『ブラタモリ』も2年間担当していたダークホースです。視聴者層の若返りを図っているとされているだけに、林田アナのサプライズ抜擢の可能性もなくはない。
しかし、昨年は第2部(午後9時~)の世帯視聴率の平均が過去最低を記録。加えて、瞬間最高視聴率は40%割れとなり、番組を通してほとんど山場や波がない単調な推移となったことで、『紅白』そのものへの関心が薄まっているという危機感が強まっています。しかも今回、打ち切りが取り沙汰されたことで、ヘタな失敗はできない。となると、すでに実績や経験のある桑子アナが今年も司会に据えられる可能性がより高まったと局内ではもっぱらのようです」(芸能記者)
今年は大みそかの夜に桑子アナの笑顔が見られるのか!?
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