NHKが「女子アナ王国」に…桑子真帆アナがキャスター就任の『クロ現』は視聴率上昇
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民放からなかなかスター女子アナが育たない状況を尻目に、NHKが「女子アナ王国」となりつつある。
そんななか、「絶対的エース」である和久田麻由子アナの第一子妊娠が報じられ、NHK内ではその座を狙うナンバーワン争いが激化しているという。
「NHKは4月の番組改編で、全174人のアナウンサーのうち101人の配置替えが行われました。驚いたのは『ニュースウオッチ9』のメインキャスターだった和久田アナがいきなりレギュラーゼロになったこと。一部では妊娠したと報じられていますが、NHK側はノーコメントを貫いており、真偽は定かではありません。いずれにせよ、彼女は昨年、東京五輪や『紅白歌合戦』などフル回転でしたから、しっかり休ませるとともに、“ポスト和久田アナ”を育てようという意図もあると思われます」(テレビ誌ライター)
結果、このNHKの攻めの戦略は大成功。民放プロデューサーはこう舌を巻く。
「和久田アナと並ぶもう1人のエースである桑子真帆アナは『おはよう日本』から報道番組『クローズアップ現代』のキャスターへ異動。また、『ブラタモリ』のアシスタントはこれまで東京アナウンス室所属の女子アナが務めてきましたが、4月からは福岡放送局の野口葵衣アナが、引き続き福岡放送局所属のまま、タモリのパートナーを担当しています。『クローズアップ現代』は桑子アナになってこれまで8%前後だった視聴率が10%超えに。『ブラタモリ』も視聴率が1~2%アップしています」(テレビ誌ライター)
ほかにも次世代のエース候補が目白押し。各番組で新たな顔がお披露目された。
「ローカルの『首都圏ネットワーク』担当から『ニュース7』に抜擢された林田理沙アナは、アナウンス技術、親しみやすさ、安定感のどれを取ってもトップクラス。『サタデースポーツ』でオジサン人気の高かった副島萌生アナは、『おはよう日本』に異動となり、さらに幅広い層に認知されていきそう。また、『サタデーウオッチ9』のキャスターとなった赤木野々花アナは、1月8日放送の『おやすみ日本眠いいね!』でパジャマ姿を披露したこともある癒し系。NHKの前田晃伸会長も『コロナで世の中がギスギスしている今こそ、彼女の出番だ』と期待を寄せています。その『サタデーウオッチ9』にはさらに、5年目の吉岡真央アナを高知放送局から異動させ、リポーターに起用。こちらも”次”を見越した抜擢人事と見られます」(週刊誌記者)
着実に女子アナの層が厚くなっているNHKだが、中でもやはり飛び抜けているのは桑子アナだという。
「『クローズアップ現代』は放送時間が22時からゴールデンタイムの19時30分に変更になりましたが、これも桑子アナに期待してのこと。昨年の東京五輪閉会式の中継を務めた際にはトチることも多く、開会式を完璧にこなした和久田アナとの比較で評価を落とし、『紅白』の司会も和久田アナに奪われる形となりました。しかし、今回視聴率が上昇となってことで再評価されており、局内では早くも“今年の『紅白』司会は桑子アナで決まり”との声が上がっています」(テレビ関係者)
次に抜け出すのはどの女子アナか、NHKのエースの座をかけた新旧アナの激突を楽しみたい。
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