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フジに泊まって自らネタを選定! 『めざまし8』谷原章介の攻めの姿勢に羽鳥慎一が戦々恐々

フジに泊まって自らネタを選定! 『めざまし8』谷原章介の攻めの姿勢に羽鳥慎一が戦々恐々の画像
フジテレビ総合エンタメメディア「フジテレビュー!!」より

 「絶対王者」の背中も見えてきた?

 谷原章介がメインキャスターを務める『めざまし8』(フジテレビ系)の勢いが止まらない。

 これまで朝8時台の情報番組は、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)、『スッキリ』(日本テレビ系)の2強時代が続いていたが、『めざまし8』の3月の月間平均世帯視聴率は5.4%で、『スッキリ』に並ぶ民放2位タイに躍進。その理由の一つが、谷原の“発信力”だと言われている。

「4月25日の放送では、ロッテの佐々木朗希投手が前日の試合で審判の判定に不服な態度を取ったことに対し白井球審が詰め寄った件について、『まあ白井さんがね、大人げないかもしれませんけど』とチクリ。また、吉野家ホールディングス常務の不適切発言問題については、『自分で自分の商品をけなす(ような)発言が本当に残念でならない』と語気を強める場面も。ほかにもプーチン大統領について、戦国時代の武将に見立てて『織田信長に人権を守れと言っても全然通用しないのと同じ』とコメントするなど、どんなジャンルでも自分の言葉で発信できているのが凄い」(テレビ誌ライター)

 地区によってはすでに、『スッキリ』どころか『モーニングショー』を抑えて視聴率トップの日もあるなど、4月に入っても好調は続いている。

「谷原は『めざまし8』が始まった2021年3月以降、俳優業は単発ドラマに2本出演したのみと、本業をセーブしてまでも司会業に打ち込んでおり、『めざまし8』に至っては、フジテレビに泊まってネタの選定から関わっているそう。スタッフと寝食を共にすることで結束力も強まっている。8人家族で6人の子どもを養っていかなければならないとあって、画面越しにもハングリーさが伝わってきます。一方、『スッキリ』総合司会の加藤浩次はこのところ当たり障りのない”守り”の発言ばかり。今秋での降板説も囁かれていますが、豪邸の住宅ローンも完済し、貯金や投資物件などを合わせると5億円以上の資産があると言われていますから、焦る必要もない。谷原はたまに見当違いのことを言って炎上することもありますが、攻めの発言をしてくれるので見出しが立てやすい。ネットニュースになる記事数は朝の情報番組のキャスターの中では一番で、それが番組のPRにも繋がっている」(スポーツ紙芸能担当記者)

 そして、谷原の目は加藤のさらに先を見据えているという。テレビ関係者がこう耳打ちする。

「さるシンクタンクの調べでは、すでに『スッキリ』を抜くことは確定と見られていて、近いうちに『モーニングショー』も射程に入るとのデータもあるようです。羽鳥慎一は少し前までは日本テレビを退社した桝太一をライバル視していましたが、足元に火がついたことで谷原を意識するようになってきています」(テレビ関係者)

 10年間MCを務めてきた『王様のブランチ』を卒業したのは2017年のこと。マイルドなイメージに攻めの姿勢が加わったことで、視聴者も谷原に惹きつけられ、チャンネルを合わせてしまうのだろうか。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/05/03 06:00
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