谷原章介『めざまし8』で炎上発言連発も…好感度は「安定」のワケ
#谷原章介 #めざまし8
朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)のMCを務める俳優の谷原章介が、炎上発言を連発しながらも、それを上回る好感度の高さで好調をキープしている。数字以上に「スポンサー受けがいい」といわれ、抜群の安定感を見せているようだ。
今春から、小倉智昭・司会の『情報プレゼンター とくダネ!』(同)の後継として『めざまし8』のMCに就任した谷原。俳優でありながらMC経験は豊富で、情報番組『王様のブランチ』(TBS系)の司会を10年以上務めるなど生番組への対応力も抜群。だが、ワイドショーのMCは今回が初めてで、当初から「気負って空回りするのでは」「無理にニュースを斬ろうとして失言しそう」と不安の声が上がっていた。
その不安は的中し、谷原は炎上発言を連発。4月に大阪で巨大なカニの看板が破壊された事件を取り上げた際には、大阪出身の共演者に「よく関西ってケンタッキーのカーネルおじさんが川にダイブしたりしますけど……これは文化的なものなんですか?」と真顔で質問。関西人を中心に、ネット上で「器物破損が関西の文化とかふざけてるのか」「大阪をバカにしている」などと多くの批判が寄せられた。
また、今月9日に濱口優・南明奈夫妻の第一子が死産となってしまったニュースを取り上げた時には、「ある意味、こういう言い方をしたら誤解を招くかもしれませんけど、これも一つの自然の流れかもしれません」と発言。谷原としては「女性が『私のせいだ』と責めがちになってしまう」という危惧から、南を思いやって「運命だった」という意味で言ったようだった。
しかし、これもネット上で「言うに事欠いて自然の流れって……」「完全に言葉を間違えてる」「谷原さんのコメントにがっかり」などと批判的な意見が続出し、炎上状態になってしまった。
これら以外にもたびたび谷原の発言は炎上しているのだが、今のところなぜか世間の反発が長引くことはない。
それどころか谷原は「スポンサー受け」が非常によく、メイン視聴者である主婦層の反応も上々で、局側は想像以上の好感度の高さに驚いているという。なぜ、これだけ炎上発言を連発しても好感度をキープできるのか。
「他局も含めて情報番組のMCはアクが強いタイプが多いのですが、谷原さんはどんな話題を扱っても持ち前の上品さを失わない。また、私生活では6人の子どもがいる大家族のパパで、料理はもちろん、子どもの通学バッグを自作するなど裁縫までこなす“スーパーお父さん”です。一時期、つるの剛士さんがTwitterで炎上発言を連発していましたが、それでも『理想のパパランキング』で3年連続1位になるなど同じく好感度が高い。つるのさんも5人の子どものパパで、子だくさんイメージはそのまま好感度の高さにつながる傾向があります」(芸能記者)
先日、テニスの大坂なおみ選手が「記者会見をしない」と宣言して騒動になった問題では、谷原は当初「SNSだけでなく、きちんと会見の場で、対話の場をもって、主張していただきたい」と厳しいコメントをしていたが、翌日に大坂選手がうつ病を告白したことがわかると素直に発言を撤回。「辛い立場の方に申し訳ないことを言ってしまった」などと謝罪し、その潔さで逆に評価を高めた。
そうした素直な一面も、従来の情報番組の司会にありがちだった「頑固なおじさん」のイメージと一線を画し、好感度につながっているのだろう。一部では「つなぎ番組では」「1年持つかどうか」などと揶揄されていた谷原の『めざまし8』だが、意外と長く続いていくのかもしれない。
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